感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobito
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「短歌は抒情詩である」という点に立脚した短歌の入門書。（広い意味で）この点を批判するという人は少ないと思いますが、当たり前過ぎて看過されてしまっているこの言葉をより強く初心者に意識させようとしています。 また万葉調とか古今調を説明してくれていたのが類書には見られない良い点だったと思います。その他にも区切れや倒置などの形式面から示唆を与えてくれて、短歌を研究したいけど取っ掛かりがないという初学者には有益な情報が載っていました。 また著者の考えから短歌は文語で詠むべきという点も強調されていました。2020/01/04
