鍛えよう!読むチカラ―学校図書館で育てる25の方法

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784625580000
  • NDC分類 017
  • Cコード C0037

出版社内容情報

ベテラン学校図書館員のとっておきの技、教えます

本と生徒を結びつける読書指導は、経験がモノをいう職人技であるものの、学校図書館は一人職場がほとんどであり、優れた実践を学ぶ場に乏しい。そこで本書は、ベテラン学校図書館員=本をすすめるプロが、どのように考え、どんな工夫をして、子どもたちに本を手渡しているのか、その実践にいたるまでの「頭の中」を図解。読書指導の現場で培われた、とっておきの技が学べる一冊。

第1章 知っておこう読書の基本

第2章 学校図書館員が提供する本読み方法10
 読み聞かせ/紙芝居/おはなし/ブックトーク/展示/ 掲示/お知らせ/
 ブックリスト/パスファインダー/教科と連携した活動

第3章 子どもが活動する本読み方法15
 読書感想文/読書感想画/アニマシオン/読み聞かせと創作表現/読書発表会/
 リテラチャー・サークル/読書会/NIEとディスカッション/POP作成/
 本の帯作成/読書新聞作成/読書ポスター作成/伝記でリーフレット作成/
 読書ノート/指読み

第4章 ひろげる・つなげるプロの技

第5章 本読みプロの必読図書100冊

【著者紹介】
読む力を鍛えるための読書について考えるプロジェクトチーム。学校図書館における読書について日々実践と研修を重ねる読書のプロ集団が、自らの読書活動の実践をまとめるために集結。

内容説明

読書の楽しさ、伝えたい。高桑弥須子が、子どもと本をめぐり合わせる手管とは?吉岡裕子が、自信をもって本を渡せるのはナゼ?遊佐幸枝は、選書眼をどう養った?ベテラン学校図書館員のとっておきの技、教えます。

目次

第1章 知っておこう読書の基本(本をすすめるってどういうこと?;読書の課題とその対応策は? ほか)
第2章 学校図書館員が提供する本読み方法10(読み聞かせ;紙芝居 ほか)
第3章 子どもが活動する本読み方法15(読書感想文;読書感想画 ほか)
第4章 ひろげる・つなげるプロの技(そもそも、あらかじめ借りたい本は決まっているのか;定番『カラフル』からひろげる ほか)
第5章 本読みプロの必読図書100冊(本読みプロになるために;本読みプロの「読むテクニック」を学ぶ ほか)

著者等紹介

桑田てるみ[クワタテルミ]
国士舘大学21世紀アジア学部准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻博士課程満期退学。私立中学・高校図書館、大学図書館の司書、司書教諭を歴任し、法政大学非常勤講師、東京学芸大学非常勤講師を経て現職。問題解決プロセスを用いた情報整理や思考整理の方法に関心を持ち研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲンキ

118
某市の図書館協議会の仕事に携わっている関係で、本書を読んでみました。今や市立図書館よりも学校図書館の方が、読書活動の場所として、学びの場所として、子どもたちの育ちを支える重要な拠点になっていると書かれていてビックリ👀です。そりゃ学校図書館の方が、本が嫌いな子どもでも学校に週5日間行かなければならないから、本に接する機会が多いから納得です。そういった中、今後学校で企画すべき、読み聞かせや紙芝居、ブックトーク、ディスプレイ、POP作成、本の帯作成、読書ノート等の仕方が纏めてあり、とても勉強になりました😂。2020/01/19

ゆにす

12
新しい感覚だな!と思いました。読書指導に関する本って、内容はよくても、レイアウトの工夫とかされてなくて。でも、この本は実践例がチャート式になっていてわかりやすかったです。紹介されている本も新しいものがかなり取り上げられているのに驚きました。古典的な本はほかのブックガイドにすでに紹介されていて、重複しているものが多いので、この本は嬉しかったです。私がいいな~と思っていたYAが取り上げられていて、ホッとしました。ここに紹介されている本をもっと読みたいと思いました。司書は「読みのプロ」でなければならないんだ・・2013/02/27

ベルガモット

11
学校図書館に対する興味から手にとってみました。随分いろいろな試みがされているんですね。自分が子供の頃、学校の図書館って、なんとなく暗くて入りづらかったからなあ。今思うと勿体なかった。「ひろげる・つながるプロの技」は興味深く、相手にあったオススメの展開の仕方にすごいな、と。傾向がミステリに偏っている自分は男子中学生にならオススメ紹介できそうと思いました。必読図書はことごとく未読。子供が小学生になったら一緒に読んでみようかな。2013/09/25

april-cat

10
学校図書館の役割はおおまかにいって、子どもたちに生涯にわたる読書の楽しみを身につけてもらうということと、自ら調べる力をつけるという、この2点であると思う。この本は前者の「読書」に力点が置かれている。実際「読書」に関する記述はかなり実践的であり、自分の考え方が間違っていなかったことを確認できたり、また新たな視点を教えられたり、と充実の内容。しかし「調べる」ことに関してはほとんど触れられていない。2012/09/14

Boo

7
本読み方法がたくさん掲載。学校図書館員からの発信、とても参考になります。中学校になると授業であまり図書室を使ってもらえないため、どうやって図書室へ足を運んでもらうかが課題。なかなか難しいけれど、何かチャレンジしてみたい。2018/05/24

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