出版社内容情報
朱熹・呂祖謙の共編に成る朱子学の経典。宋代先学の著書・語録を集め、14部門・622条に編む。近世には、4書・小学とともに必読の書とされた。
目次
巻一
道体
巻二
論学
巻三
致知
巻四
存養
巻五
克治
巻六
家道
巻七
出処
巻八
治体
巻九
治法
巻十
政事
巻十一
教学
巻十二
戒警
巻十三
弁別異端
巻十四
総論聖賢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
7
初期の朱子学の入門書(多分)。朱子学といえば朱熹だと勝手に思ってたけれど、この本だと裏方っぽい。表に出るのは伊川(程頤)、明道(程顥)。伊川先生曰く明道先生曰くの形が多かった。私心を嫌い道を尊ぶ。心を重視していて、正しい心構えを得れば、正しい行動となって現れる。そのために学ぶべきだと言っている。陽明学との対比イメージがあったが、思った以上に行動を重視しているのが意外だった。礼より心という価値基準だし、寛容を説き、傲慢さを戒めたりと、世間イメージとのズレが大きいように思える。2017/09/16
多読多量連投が日課だった
0
宋時代っぽい。あと日本人みたいな名前が。2018/03/10