言語文化教育の道しるべ―高校国語教育の理論と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784625533167
  • NDC分類 375.84
  • Cコード C3081

出版社内容情報

言語文化教育のパイオニア(1992年初出)が説く、次期学習指導要領のポイントとなる考え方と実践

まえがき



第1章 言語文化教育の理論的基礎概説

1 「言語感覚」の概念の一局面

2 古典教育の意義

3 「文体干渉」について

4 「言語抵抗」の概念

5 語用論について

6 「言語文化教育」という観点

7 古典教育を国際理解に資するための方法的視座



第2章 論考としての教材研究と教材開発

1 柿本人麻呂「泣血哀慟歌」の教材研究

2 「養和の飢饉」(『方丈記』)冒頭部における「あさまし」

 ―「あさまし」に込められた 長明の思いを汲み取る試み―

3 語用論導入を軸とする戯曲教材の開発

 ―平田オリザ『暗愚小傳』を例として―



第3章 「伝統的な言語文化」をより身近なものに

1 「古典を楽しむ」ために

 ―知的好奇心を喚起する3つのレベルをめぐって―

2 古典教育への近代文語文導入覚え書き

 ―「古典」に関する発想転換をめぐる4つの提案―

3 文章の脚色と古典の書き換え



第4章 言語文化教育としての国際理解教育

 ―複数教材の比較・総合による学習活動―

1 国際理解教育に資する総合単元学習

 ―単元「国・人・コミュニケーション」の実践を通して―

2 文化論を読み、日本人論を書く

 ―説明的文章教材を用いた言語文化教育の実践―



第5章 「伝統的な言語文化」への別角度からのアプローチ

 ―「創作古文」および「近代文学の古典」を軸に―

1 情報を収集・活用して発表を行う

2 生徒創作による文語作文の分析

 ―古文に対する言語感覚の一端―

3 創作古文のプレゼンテーション

 ―配付資料と発表プロットを書くことを重視して―

4 「言語文化」への認識を深める

 ―漱石『こころ』の授業における「言語活動」を通して―



第6章 演劇的活動を導入した指導

1 朗読を柱とする現代詩の授業

 ―「統一テスト」条件下での指導の一例―

2 古典の学習指導における新たな文化の創造

 ―高校演劇作品『黒塚Sept.』を手がかりとして―

3 文部科学省のコミュニケーション事業による演劇を導入した実践の総括的検討

 ―高校国語科としての台本創作と上演発表を振り返る―



あとがき




浅田 孝紀[アサダ タカキ]
著・文・その他

内容説明

言語文化教育のパイオニア(1992年初出)が説く。次期学習指導要領のポイントとなる考え方と実践。30年にわたる研究による理論と浅田先生ならではの豊富な授業例。

目次

第1章 言語文化教育の理論的基礎概説
第2章 論考としての教材研究と教材開発
第3章 「伝統的な言語文化」をより身近なものに
第4章 言語文化教育としての国際理解教育―複数教材の比較・総合による学習活動
第5章 「伝統的な言語文化」への別角度からのアプローチ―「創作古文」および「近代文学の古典」を軸に
第6章 演劇的活動を導入した指導

著者等紹介

浅田孝紀[アサダタカキ]
東京学芸大学附属高等学校教諭。東京学芸大学教職大学院特命教授併任(平成29・30年度)。東京都出身。早稲田大学教育学部卒。筑波大学大学院修士課程修了。同博士課程単位取得退学。目白学園中学校・高等学校教諭、筑波大学附属坂戸高等学校教諭を経て現職。その間、筑波大学・国士舘大学・早稲田大学・東京学芸大学の非常勤講師、国立教育政策研究所教育課程実施状況調査作問委員も務める。専門は国語教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yuki

0
この手の実践例系の本は、それってやるだけで満足してません?ってことが多いのですが、これについては先に理論的な箇所を述べることも多く、それらの本とは一線を画していると思う。2018/09/16

虎哲

0
言語文化教育というと古典の継承というイメージがあるが、より多岐にわたる言語文化教育を著者は主張している。そしてこの本は実に様々な方法でまさに「言語文化教育の道しるべ」を示している。「統一テスト」(p.163-164)を乗り越え、魅力的な学習材や言語活動で単元を構成し、学習者を言語文化の継承・発展する者へ育成していくための実践やそれについてのヒントが凝縮されている。創作や演劇、調べ学習を通した能動的な学びの様子が成果物から見取れる。引用・参考文献として今もなお色褪せない価値のある論考が示されているのも魅力。2018/10/22

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