解説ポップカルチャーの日本語表現―発話の創造性とキャラクターの複合性

個数:

解説ポップカルチャーの日本語表現―発話の創造性とキャラクターの複合性

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2026年06月17日 15時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625434570
  • NDC分類 810
  • Cコード C3081

出版社内容情報

「私」「俺」「僕」の使い分けや語尾の効果とは? ポップカルチャーにみるキャラクターと自己の在り方について考察・解説


【目次】


まえがき

はじめに:概観と考察の枠組み
* 概観
* 哲学的なメッセージ
* 考察の枠組み:キャラクター・スピーク、キャラクター、キャラ
* 実例と記述方法

第1部 語彙

第1章 一人称
1. 「私」、「俺」、「僕」の区別化
2. 「俺」と「僕」の選択
3. 「自分」と視点移動
4. 名前一人称と疑似家族一人称
まとめの一言   

第2章 二人称
5. 二人称のバリエーション
6. 二人称の選択
7. 一人称と二人称の交錯
・使用状況メモ:人称表現  児童文学書『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』
まとめの一言

第3章 呼称とニックネーム
8. 呼称のバリエーション
9. 呼称と感情
10. 呼び捨て
11. あだ名を含むニックネーム
12. 呼ばれることへのコメント
まとめの一言

第4章 終助詞
13. 「ね」と「よ」
14. 「な」
15. 「わ」
16. 「さ」
17. 「ぜ」
18. 「ぞ」
・使用状況メモ:終助詞 ライトノベル『キノの旅 XXIII-the Beautiful World-』
まとめの一言

第5章 文末表現
19. 「(っ)す」文末表現
20. 女性文末表現とステレオタイプ
21. 「かしら」文末表現
・使用状況メモ:女性文末表現 小説『マカロンはマカロン』
まとめの一言

第2部 発話行動

第6章 会話:話者交替
22. 話者交替とルール違反
23. 質問と反応
24. 依頼と反応
25. 噛み合わない会話
26. 発話行為の未遂行とコメント
まとめの一言

第7章 会話:参加方法
27. 発話の誤認と役割の誤解
28. 内容無視と話題外し
29. 乗っ取り
30. 共話
31. ポーズ
32. 沈黙
・使用状況メモ:沈黙とポーズ 小説『コーヒーが冷めないうちに』
まとめの一言

第8章 対立と喧嘩言葉
33. 喧嘩言葉
34. 対立と反抗
35. 卑語と罵倒表現
まとめの一言

第9章 スタイルとスタイルシフト
36. キャラクター・スピークとしてのスタイル
37. ダ体とデス・マス体
38. スタイルシフトと話の場の状況
39. スタイルシフトと感情の変化
40. スタイル選択に関するコメントと訂正
まとめの一言

第10章 ハラスメントと言葉
41. パワハラと職場の上下関係
42. セクハラと蔑視
43. いじめ
まとめの一言

第3部バリエーション

内容説明

90項目560例の発話に見る表現の創造性。「私」「俺」「僕」の使い分けや語尾の効果とは?ポップカルチャーにみる、キャラクターと自己の在り方について考察・解説。筆者は本プロジェクトで、長年の研究態度を踏襲し、日本語表現の根底を流れる哲学的なメッセージを読み解くことを意識した。本書で明らかになるキャラクターと自己の概念は、現在のポストモダンの自己の在り方と符合し、その根本には、場における関係の中に自分を位置付けながら生きてきた自己同一的でない日本人の自己意識が潜んでいる。ポップカルチャーの日本語のメッセージとして、非同一的自己という存在論を軸として、複合的なキャラクターの根源に横たわる一元的でない人間の姿を追った。

目次

第1部 語彙(一人称;二人称;呼称とニックネーム;終助詞;文末表現)
第2部 発話行動(会話:話者交替;会話:参加方法;対立と喧嘩言葉;スタイルとスタイルシフト;ハラスメントと言葉)
第3部 バリエーション(方言;外国語;子供言葉と若者言葉;博士語と高齢者言葉;ジェンダー言葉)
第4部 キャラクター(時代劇の言葉;階層と言葉;反社会的な言葉;発話行動とキャラクター;人間以外のキャラクター;バリエーションとキャラクターの複合性)
ポップカルチャーの日本語考

著者等紹介

メイナード,泉子・K.[メイナード,センコK.] [Maynard,Senko K.]
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ州イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より理論言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネチカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。現在、ニュージャージー州立ラトガース大学栄誉教授(Distinguished Professor of Japanese Language and Linguistics)。会話分析、談話分析、感情と言語理論、語用論、マルチジャンル分析、創造と言語論、ポピュラーカルチャー言語文化論、言語哲学、翻訳論、日本語教育などの分野において、日本語、英語による論文、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品