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出版社内容情報
文体や表現の特徴とは何か。今私たちの生きる言語文化をライトノベルから読み解く。
2000年以降、読者を増やし続けているライトノベル。このライトノベルの文体や表現の特徴とは何か。どのような表現方法を駆使してどのような効果を狙い、読者にどうアピールしているのか。その過程で日本語がどのような姿で創造・消費されるようになってきたのか。この書き言葉のディスコースの中で起こる現象に焦点をあて、多角的な分析を試みる。現代の日本、特にポピュラーカルチャーの世界で、日本語はどのような機能を果たしているのか、今私たちの生きる言語文化をライトノベルから読み解く。
第1章 ライトノベルという現象
第2章 ライトノベル表現の概観
第3章 考察の枠組みとデータ
第4章 会話のスタイル
第5章 語りのスタイル
第6章 語と談話の間
第7章 オノマトペの展開
第8章 表記の操作
第9章 レトリック効果
第10章 文章のビジュアル化
第11章 キャラクターのマルチモーダル展開
第12章 ライトノベル比較対照
第13章 ライトノベルの表現性
【著者紹介】
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネティカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。ニュージャージー州立ラトガース大学日本語学・言語学教授。日本語プログラム主任。 主な著書に『談話分析の可能性:理論・方法・日本語の表 現性』(くろしお出版、1997)、『情意の言語学:「場交渉論」と日本語表現のパトス』(くろしお出版、2000)、 『談話言語学:日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ ストラテジーの研究』(くろしお出版、2004)『マルチジャンル談話論:間ジャンル性と意味の創造』(くろしお出版、2008)など。
内容説明
現代の日本、特にポピュラーカルチャーの世界で、日本語はどのような機能を果たしているのか。今、私たちの生きる言語文化をライトノベルから読み解く。
目次
ライトノベルという現象
ライトノベル表現の概観
考察の枠組みとデータ
会話のスタイル
語りのスタイル
語と談話の間
オノマトペの展開
表記の操作
レトリック効果
文章のビジュアル化
キャラクターのマルチモーダル展開
ライトのベル比較対称
ライトのベルの表現性
著者等紹介
メイナード,泉子・K.[メイナード,センコK.][Maynard,Senko K.]
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネティカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。ニュージャージー州立ラトガース大学日本語学・言語学教授。日本語プログラム主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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