出版社内容情報
俳句を学ぶ方のための必読教科書
俳諧史から俳句史までを網羅した俳句総合講座で戦後刊行されたものは、明治書院の「俳句講座」(全十巻、昭和33、34、45年刊)のただ一点しかない。執筆者には、古典俳諧の研究者として中村俊定・大礒義雄・井本農一・尾形仂・鈴木勝忠・今栄蔵らの学会の権威がずらりと並び、近、現代俳句に関しても大野林火・加藤楸邨・平畑静塔ら俳壇の重鎮と孝橋謙二ら研究者が参加して、当代考えられる最高の執筆陣を配している。各巻各項の記述内容もきわめて充実したものになっており、今日においても充分に読み応えがある。その「俳句講座全十巻」の中の、第七巻を上下に分けて復刊。
・昭和俳句史 上 楠本憲吉
・昭和俳句史 下 三谷 昭
・ホトトギス史 池上浩山人
・ホトトギス外俳壇史 大野林火
・新傾向俳句史 阿部喜三男
・自由律俳句史 阿部喜三男
・新興俳句史 平畑静塔
・現代俳句の諸問題 孝橋謙二
内容説明
俳諧の発生から、時代ごとに系統的に叙述。流派に重点を置き、流れて止まない史的過程について誠実・詳細に解説。今日でも読み応えのある充実した内容。
目次
昭和俳句史
ホトトギス史
ホトトギス外俳壇史
新傾向俳句史
自由律俳句史
新興俳句史
現代俳句の諸問題



