出版社内容情報
ロングセラーの「新修平仄字典」を改訂。常用漢字体・現代仮名遣いに改め、字訓索引を付した。簡便な「漢詩の作り方」を収載。
漢詩を作りたいという人が増えているという。小・中・高等学校でも古典を重視する方向にある。漢詩を作る際には、文字の平仄を知る字典と、詩語を集めた辞典とが必要である。本書は、簡便に平仄を調べる字典であり、漢詩を作ることが、まだ読書人の嗜みであった昭和初期以来のロングセラーである「新修平仄字典」を、時代の実情に合わせて改訂したものである。旧仮名遣いは現代仮名遣いに改め、旧漢字は、常用漢字があるものはそれを用い、旧漢字を横に添えた。また、字訓索引を付したことにより検索がしやすくなった。付録として、「常用韻字表」、簡潔な「漢詩の作り方」を収載している。
【著者紹介】
1875年生まれ、1947年没。歌人・漢学者。
著者等紹介
林古溪[ハヤシコケイ]
明治8年(1875)~昭和22年(1947)。漢文学者・漢詩人・歌人。本名は竹次郎。東京生まれ。哲学館(現・東洋大学)卒。「浜辺の歌」(成田為三作曲)の作詞者
石川忠久[イシカワタダヒサ]
昭和7年(1932)、東京都生まれ。東京大学文学部中国文学科卒。同大学院修了。文学博士。桜美林大学名誉教授、二松学舎大学名誉教授・顧問、日本中国学会顧問、全国漢文教育学会会長、斯文会理事長、六朝学術学会顧問、全日本漢詩連盟会長。NHKの漢詩シリーズでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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