内容説明
ヘーゲル研究の最終到達点の探求。
目次
1 ヴォルフ学派の遺産
2 カントへの同時代の証言
3 ヘーゲル像:完成から未完成へ
4 プロティノスの影
5 自然哲学
6 弁証法
著者等紹介
加藤尚武[カトウヒサタケ]
1937年、東京生まれ。1960年、東京大学教養学部学生として安保闘争に参加。1963年、東京大学文学部哲学科を卒業。東京大学文学部助手、山形大学教養部講師・助教授、東北大学文学部助教授、千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授、鳥取環境大学学長、東京大学医学系研究科特任教授を歴任。元日本哲学会委員長。日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授。専門はヘーゲル哲学、環境倫理学、生命倫理学。現在は、徳倫理学、貢献心、利他主義の研究開発に従事している。受賞:哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1994年)、紫綬褒章(2000年)、建築協会文化賞(2002年)、瑞宝中綬章(2012年)。主な著書『ヘーゲル哲学の形成と原理』(未来社、1980年、哲学奨励山崎賞)、『哲学の使命』(未来社、1992年、和辻哲郎文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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