転換期を読む<br> 宮澤賢治―二度生まれの子

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転換期を読む
宮澤賢治―二度生まれの子

  • 倉橋 健一【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784624934521
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0392

内容説明

みずからの存在と書くことの意識をめぐって切迫する賢治の「修羅」とはいかなるものであったのか、妹トシの死をめぐる葛藤やさまざまな童話の分析など、コンパクトながら数多い賢治論のなかでも白眉の一冊。

目次

修羅の自覚
童話以前
水族館の窓
交感の言語
中原中也の関心
二度生まれの子
『春と修羅』出版事情

著者等紹介

倉橋健一[クラハシケンイチ]
1934年、京都市生まれ。詩人、評論家。『山河』『白鯨』を経て、現在は『イリプス』同人。長年、大阪にあって詩と評論活動を展開し、現在も文学私塾「ペラゴス」を主宰するかたわら、各地で講座をもつ。詩集に『寒い朝』『暗いエリナ』『化身』(地球賞)『失せる故郷』(歴程賞)、『無限包擁』(現代詩人賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。