出版社内容情報
〔解釈学・美学・実践哲学〕解釈学の巨匠に若き学徒が挑戦的に問いかけた哲学対話。ガーダマーの思考を現代哲学の地平においてとらえ直し、その生涯を明快に浮かび上がらせる。
内容説明
解釈学の重鎮にしてドイツ哲学界の最後の巨人のひとりH‐G・ガーダマー教授に若き哲学徒が挑んだ対話篇。ガーダマーの哲学者としての生涯、その理論展開や論争にまつわるエピソード、師ハイデガーとの議論や論敵デリダ、ヤウスらほの評価など興味深い問題がつぎつぎと論じられる。昨今のドイツの思想状況をも視野にとりこみつつ、みずからの哲学的課題を語りつづける衰えを知らぬ知の遠近法。
目次
第1部 解釈学
第2部 美学
第3部 実践哲学