出版社内容情報
アウシュヴィッツに象徴されるユダヤ人虐殺の本質とは何か。歴史学における〈表象〉の問題をギンズブルグ、ホワイトらの議論を中心に展開された白熱のシンポジウムの成果。
内容説明
アウシュヴィッツに象徴されるユダヤ人虐殺の本質とは何か。歴史学における“表象”の問題を中心に展開されたシンポジウムの成果。歴史的記述の課題をめぐる白熱の討論。
目次
歴史のプロット化と真実の問題
ジャスト・ワン・ウィットネス
プロット化について―ふたつの崩壊
ホロコーストを表象する―歴史家論争の省察
ホロコーストと歴史の終焉―映画にみるポストモダン的歴史叙述
限界の表象
著者等紹介
上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年、兵庫県尼崎市生まれ。1968年、東京大学大学院社会学研究科修士課程(国際関係論)修了。現在、東京外国語大学名誉教授。学問論・思想史専攻
小沢弘明[オザワヒロアキ]
1958年、福島県会津若松市生まれ。1982年、東京大学大学院社会学研究科修士課程(国際関係論)修了。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。中東欧現代史専攻
岩崎稔[イワサキミノル]
1956年、愛知県名古屋市生まれ。1988年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。哲学政治思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件