出版社内容情報
本巻は、社会変革の論理における主体性を主題とし、西田・田辺両哲学におけるヘーゲル批判の批判的止揚をとおして追究された諸論考によりなる。梯博士は、西田哲学の「行為的直感」を唯物論的に転釈して、「実践的直感」を自らの哲学的立場とするが、この立場に立ち独自な経済
本巻は、社会変革の論理における主体性を主題とし、西田・田辺両哲学におけるヘーゲル批判の批判的止揚をとおして追究された諸論考によりなる。梯博士は、西田哲学の「行為的直感」を唯物論的に転釈して、「実践的直感」を自らの哲学的立場とするが、この立場に立ち独自な経済