出版社内容情報
熟練の職人によって作られた日本の伝統工芸である絣を使い、旅行で目にした美しい造形物にヒントを得てデザインされた著者独自の衣装である「弘布」は、欧米のファッションには見られない自由でダイナミックでオリジナルな作品である。本書はこれまでの著者の服飾デザインを集成したカタログであり、著者の絣にたいする思いをかたちにしたものである。
伊藤 弘子[イトウ ヒロコ]
著・文・その他
著者等紹介
伊藤弘子[イトウヒロコ]
20代半ばころ、染織に興味を持ち、手織りを個人指導してもらう。作品は日本民藝館展、日本クラフト展、朝日現代クラフト展などに入選する。その後なかなか納得のいく織物ができず悩んでいたころ久留米絣と出合う。久留米の織元の山村氏や後に出会った伊勢崎の境野氏も織りについて模索中だったことが幸いし理想の織物、広幅で斬新な文様の「弘布」が誕生。現在もデザインのかたわら全国各地で個展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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