出版社内容情報
川村 毅[カワムラ タケシ]
著・文・その他
内容説明
歌舞伎町とは、新宿とは、そして日本とはなにか―激動の時代を駆け抜けた八犬士たちの物語は、失われゆく歓楽街の裏側、溢れんばかりに欲望を湛えた異界・犬街にて終わりを告げる。岸田國士戯曲賞受賞作「第一巻―犬の誕生―」より、劇作家活動三十周年を記念し書き下ろされた完結篇「第五巻―犬街の夜―」まで全五巻を完全収録。
著者等紹介
川村毅[カワムラタケシ]
1959年、東京都生まれ。劇作家、演出家、ティーファクトリー主宰。1980年、明治大学在学中に第三エロチカ創立(2010年、30周年を機に正式解散)。1985年、『新宿八犬伝第一巻―犬の誕生―』で第30回岸田國士戯曲賞受賞。1991年、映画『ラスト・フランケンシュタイン』を監督。1998年、ニューヨーク大学にて三島由紀夫作『近代能楽集』英語版を演出。2000年初演『ハムレットクローン』はフランス、ドイツ、ブラジルにて、2003年初演『AOI/KOMACHI』はフランス、イタリア、アメリカにて上演されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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