ある女の子のための犬のお話

個数:

ある女の子のための犬のお話

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 08時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 104p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784624610418
  • NDC分類 973
  • Cコード C0097

出版社内容情報

イタリアを代表する作家・詩人・劇作家であるダーチャ・マライーニによる短篇集。お話をせがんだ女の子への手紙のなかで描かれる個性あふれる犬たちの、そして、馬、カワウソ、鳥の息づかい。……彼らはなにを体現しているのか。歴史を読みなおし、光をあてなおしてきた作家が贈る「いのち」の花束12篇。

目次
ジンニ
犬はどこから来たの?
アイスクリームが好きな黄色い犬の話
文句たらたらの犬
とてもエレガントな小犬
白黒ぶちのスピノーネ
食べ物より自由を愛したアイルランド犬
ゴミ収集箱のなかの子犬
飛ぶ犬
オルローフ
人間とカワウソ
夜の訪問者
訳者あとがき

《著者略歴》
ダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini)
1936年フィエーゾレ生まれ。作家・詩人・劇作家。民族学者の父フォスコ・マライーニとともに1938年来日。終戦までの約2年間を名古屋の強制収容所で過ごし、1945年帰国。1962年『バカンス』でデビュー。1963年に『不安の季節』でフォルメントール賞、1990年『シチーリアの雅歌』でカンピエッロ賞、1999年Buio(未邦訳)でストレーガ賞受賞。現在も精力的に作品を発表している。

《訳者略歴》
望月紀子(もちづきのりこ)
東京外国語大学フランス科卒業。
著書:『世界の歴史と文化 イタリア』(共著、新潮社)、『こうすれば話せるイタリア語』(朝日出版社)、『ダーチャと日本の強制収容所』(未來社)、『イタリア女性文学史』(五柳書院)。
訳書:オリアーナ・ファラーチ『ひとりの男』(講談社)、ダーチャ・マライーニ『メアリー・スチュアート』(劇書房)、『シチーリアの雅歌』『帰郷、シチーリアへ』『イゾリーナ』『別れてきた恋人への手紙』(以上、晶文社)、『澁澤龍彦文学館 ルネサンスの箱』(共訳、筑摩書房)、『ひつじのドリー』(未來社)、ナタリーア・ギンツブルグ『わたしたちのすべての昨日』『夜の声』『町へゆく道』『小さな美徳』(以上、未知谷)ほか。

《画家略歴》
さかたきよこ
多摩美術大学卒業。版画をはじめとした絵や詩、映像の制作をしながら、装画や挿絵の仕事を手がける。
主な仕事:絵本La bambina di neve. Un miracolo infantile.(ナサニエル・ホーソーン著、Topipittori)、装画『ラパチーニの娘』(ナサニエル・ホーソーン著、阿野文朗訳、松柏社)、『よこまち余話』(木内昇著、中央公論新社)、『ひつじのドリー』(ダーチャ・マライーニ著、望月紀子訳、未來社)、『ぼくが死んだ日』(キャンデス・フレミング著、三辺律子訳、東京創元社)など。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

52
亡くなった愛犬たちの生きざまを描いたような短編集。後半は馬やカワウソの話も。ただ犬との楽しい時間だけでなく、病気や安楽死など真実も書かれており、気持ちがどんよりする場面もある。海外の児童書のようだが、哲学っぽくもあり、抽象的でもあり、なんとも言えず奥が深い。2020/09/08

空猫

28
『ひつじのドリー』から2作目。タイトル通り「犬(たち)のお話」だが、「女の子」のためにしては濃すぎかと。ペットと人と言うより、お互い自立した、対等ともいうべきドライな関係だ。動物とのつきあい方から病気、尊厳死まで、動物たちを見てただ可愛いだの、癒されただの、といった甘っちょろい話しは1つもない。前作といい子供だからと汚いものから目を逸らせていない。伊国ではこれが児童書なのだ。他の作品も読もう。 2019/08/18

よぽ

6
手紙形式の、ファンタジーと現実が混ざったかのような不思議な雰囲気。死や苦痛等の現実を子供に優しく提示している。2018/01/24

Olive

5
この本、「ママ、犬のお話してー」って子供にせがまれ、話しかけるように聞かせるお話という感じがした。生き物を飼うことの時に残酷な現実を私はきっと子供に話すだろう。 ブックカフェで何となく手に取り読了。 そういう本との出会いもまた良し。2019/08/30

シルク

3
犬好きで犬飼が手に取ると、色んな意味でカオス。訳者の望月紀子さんのファンも多いようだから気の毒だが、私にとっては一番苦手な、「だから海外作品の和訳物は嫌いなんだよな」と思われる作品だった。2019/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12359492
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品