出版社内容情報
〔娘への性的虐待〕被害者である少女たちとのロング・インタビューから、タブー視されてきた家庭内児童虐待の実態に迫り、この問題にどう対処すべきか、的確な方向づけを行なう。
内容説明
被害者である少女たちとのロングインタビューから、長くタブー視されてきた家庭内児童虐待の実態を深く掘下げ分析し、この問題に今後どう対処すべきか、的確な方向づけを行なう。
目次
1章 子ども時代(「堕落なんかしない、私はちゃんとわかっていた」;統計と法律について;救いを求めるサイン;不安と恥;「次第にそれは、私の血となり肉となった」)
2章 おとなになる(時限爆弾のような記憶;「私がおかしいの?それとも他の人が狂っているの?」;傷つけられて;女になる)
3章 他者(夫と娘にはさまれて;誰からも疑われない、ごく普通の家庭の父;退屈への処方箋;愛撫する権利?;性的虐待と児童虐待;告発―自己主張の可能性;現在の動き)