出版社内容情報
服部 圭郎[ハットリ ケイロウ]
著・文・その他
内容説明
ブラジルが世界に誇る環境都市クリチバ。「ごみ買い」プログラム、公共施設の設計・整備…クリチバにおける多くの自然公園整備、環境政策の背景で手腕を振るったのは日系一世・中村ひとしであった。ブラジル人から絶大な信頼を得て、日本的感性を活かした都市づくりを進めた中村の仕事の全貌と、家族・友人の愛に支えられたその生涯をつづる。
目次
クリチバの奇跡を起こした日本人
ブラジルへ発つまで―子供時代~学生時代
ブラジルへの旅立ち
クリチバでの公園づくり
レルネルとの出会い
パラナ州への転職
環境局長への昇進
ランドスケープ・アーキテクトとして八面六臂の活躍
ローカル・アジェンダ開催とグレカ市長の登場
パラナ州の環境局長時代
レルネル-中村の「黄金時代」の終焉
宴のあと
中村をとりまく人々
南米からみた日本という課題
中村ひとしというブラジル、そして日本への贈り物
著者等紹介
服部圭郎[ハットリケイロウ]
1963年に東京都で生まれる。東京そしてロスアンジェルスの郊外サウスパサデナ市で育つ。東京大学工学部土木工学科を卒業し、カリフォルニア大学環境デザイン学部で修士号を取得。株式会社三菱総合研究所を経て、2003年から明治学院大学経済学部で教鞭を執る。2009年4月から2010年3月にかけてドイツのドルトムント工科大学客員教授。現在、明治学院大学経済学部教授。技術士(都市・地方計画)。専門は都市計画、地域研究、フィールドスタディ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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