出版社内容情報
大野 英二[オオノ エイジ]
著・文・その他
内容説明
『ドイツ問題と民族問題』『ナチ親衛隊知識人の肖像』の著者が、自らの学究人生を振り返り比較社会史研究や経済学研究の道程を語る。京都大学停年退官記念講義「比較社会史への道」を枕に、河上肇について、「ユダヤ人問題」やホロコーストについて、ドイツ・ファシズムや反体制運動について縦横に論じつつ、時に先達や学友への回想を交えながら、激動の半世紀を生きた研究者のあり方を証言する。
目次
第1部 社会史の研究(比較社会史への道;ヴェーラー『ドイツ帝国』をめぐる争点;文化的伝統と「ユダヤ人問題」;ユダヤ人問題の社会史 ほか)
第2部 河上肇とその時代(初期河上の経済学研究;河上肇の社会主義評論;「千山万岳楼主人」の雅号;河上肇の「非社会主義論」 ほか)
著者等紹介
大野英二[オオノエイジ]
1922年、愛知県に生まれる。1945年京都帝国大学経済学部卒業。1950‐1965年、京都大学経済学部助教授。1961年、経済学博士。1966‐1986年、京都大学経済学部教授。現在、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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