出版社内容情報
クロード・フィッシャー[クロード フィッシャー]
著・文・その他
松本 康[マツモト ヤスシ]
翻訳
前田 尚子[マエダ ナオコ]
翻訳
内容説明
アメリカの大都市の研究をつうじて、日本の都市生活の現在と未来を透視する。前著『都市的体験』につづく、アメリカ都市論研究の第一人者フィッシャー教授による都市社会論フィールドワークの決定版。サンフランシスコ、オークランドを中心にした北アメリカ地域における新しい都市や村落のありようを、多角的で豊富な調査資料をベースに多面的に描き出した本書は、今日の日本の都市文化の姿を予見している。
目次
第1部 環境(コミュニティ、住民、そしてなぜ彼らはそこにいたのか;パーソナル・ネットワーク―概観)
第2部 第一の争点(アーバニズムと心理的緊張;アーバニズムと社会的関与 ほか)
第3部 個人的関係の社会的文脈(親族;非親族 ほか)
第4部 パーソナル・ネットワークの諸次元(ソーシャル・サポートとしてのパーソナル・ネットワーク;関係とネットワークの構造 ほか)
第5部 下位文化(アーバニズムと下位文化の発達;下位文化への関与―エスニシティと宗教 ほか)
著者等紹介
フィッシャー,クロード・S.[フィッシャー,クロードS.][Fischer,Claude S.]
アメリカ都市論研究の第一人者
松本康[マツモトヤスシ]
1955年大阪市生まれ。1984年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京大学文学部助手、名古屋大学文学部専任講師、同助教授を経て、現在、東京都立大学大学院都市科学研究科教授。都市社会学専攻
前田尚子[マエダナオコ]
1958年名古屋市生まれ。1981年名古屋大学経済学部卒業。1994年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(博士課程)修了。現在、岐阜聖徳学園大学短期大学助教授。家族社会学、社会老年学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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