内容説明
本書は、昭和57年から東北のいくつかの農村を対象として、進めてきた調査の報告である。
目次
序 「いえ」「むら」研究の軌跡
1 東北果樹・畑作複合地帯における世代連続と農家経営―福島県北会津郡北会津村二日町部落の事例
2 戦後水稲単作地帯における「家」の変容過程―生活機能補完関係の事例分析をとおして
3 現代の村落生活における互助と村落組織―秋田県北秋田郡阿仁町根子地区の事例
4 契約講の変容過程に関する一考察―宮城県桃生郡鳴瀬町大塚の事例
5 「村仕事を支える意識」の変化とムラ―青森県黒石市中川部落の事例研究