稲を選んだ日本人 - 民俗的思考の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784624220099
  • NDC分類 384.31
  • Cコード C0000

出版社内容情報

〔民俗的思考の世界〕日本文化の歴史を稲作民と畑作民の二つの異集団文化の接触過程として捉え、その対立・抗争・同化・吸収の諸相を追いながら民俗的世界の構図を解明する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

富士さん

5
米は神格化され、日本文化の中心に置かれているが、実はイモがその地位にいる文化も日本にはあるのだと論じた本。米を崇めながら日常では食べない文化やそもそもイモを神聖視する文化などグラデーションを描きながら存在し、必ずしも米がないからしょうがなくイモを食べている訳ではないことが示されています。それは米ヒエラルキーを前提にしたもので、日本にはイモヒエラルキーもあり得たということです。麦などはどのような位置づけだったのか気になります。本書の内容は幅広い応用の可能性を感じるもので、もっと広められるべきかと思います。2025/01/30

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