出版社内容情報
全 浩天[ゼン コウテン]
著・文・その他
内容説明
本書は、キトラ古墳を通して、飛鳥時代の七世紀半ばの斉明と七世紀後半前期の天智、そして後半後期の天武、持統の各天皇の時代の流れと高句麗、百済、新羅の朝鮮三国との不可分の関係について検討している。
目次
1 キトラ古墳の天文図と四神図
2 飛鳥京苑池と亀形流水遺構
3 平安京―桓武と秦氏
4 丹後半島と渡来文化
5 古代出雲と妻木晩田遺跡
著者等紹介
全浩天[チョンホチョン]
1932年北海道函館市に生る。北海道大学文学部卒業。著書に『朝鮮史に生きる人びと』(1977年,そしえて)、『古代史にみる朝鮮観』(1981年,朝鮮青年社)、『古代朝日関係史ノート』(1985,そしえて)、『朝鮮からみた古代日本』(1989年,未来社)、『前方後円墳の源流』(1991年,未来社)『楽浪文化と古代日本』(1998年,雄山閣)。訳書に、朴時亨『広開土王陵碑』(1985,そしえて)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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