破られた契約―アメリカ宗教思想の伝統と試練 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784624100377
  • NDC分類 253.004
  • Cコード C0014

出版社内容情報



ロバート・ベラー[ロバート ベラー]
著・文・その他

松本 滋[マツモト シゲル]
翻訳

中川 徹子[ナカガワ テツコ]
翻訳

内容説明

本書に載せられた6つの章は、1971年秋、シンシナティのヘブライ・ユニオン・大学のユダヤ宗教研究所で行なったワイル講演がもとになったもの。アメリカ人の徹底した個人主義に深く関わりのあるものとして、聖書的伝統と共和制的伝統という2つの側面を強調して全体を覆っている。

目次

第1章 アメリカの起源神話
第2章 アメリカの選民思想
第3章 アメリカにおける救済と成功
第4章 アメリカのネイティヴィズムと文化の多様性
第5章 社会主義に関わるアメリカのタブー
第6章 新しいアメリカ神話の誕生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

8
アメリカ建国以降の精神史。ネイティブアメリカンやアフリカンアメリカンにも「友」と「敵」を分ける思考が根付いているという指摘が印象深い。あとメルヴィルの人種差別発言とWASPへの憎悪の揺れとか。神との「契約」と「自由」が結びつくのがアメリカンスピリットだが、その契約は不履行の結果を多く招くことになる。アメリカという国は、人間の愚かさをそのまま明示しているようで、そう思うと、まさに「実験国家」なのかもしれない。2020/11/27

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