出版社内容情報
太宰 治(1909年から48年)昭和期の小説家。
青森の新興商人地主の家に六男として生まれる。数々の危機やスランプに直面しながらも『晩年』『斜陽』『人間失格』等を執筆、無頼派として時代の寵児となったその生涯を、近代を代表する文豪たちとの関係に主軸を置いて描き出す。
【目次】
はしがき
第一章 出自と生い立ち――菊池寛の時代
1 生い立ち
2 「津島家」のルーツ
3 菊池寛への傾倒
第二章 芥川龍之介――その死から受け継いだもの
1 芥川文学との出会い
2 芥川の死の衝撃
3 時代思潮の影響
4 〈生涯の混沌〉を解く〈鍵〉
第三章 川端康成――太宰治の文壇パフォーマンス
1 若き大家と地方の一学生と
2 芥川賞騒動
3 “騒動”の背後にあるもの
4 川端が抱え続けたもの
第四章 佐藤春夫――パビナール中毒・芥川賞落選をめぐって
1 佐藤春夫との出会いと第一回芥川賞
2 パビナール中毒
3 小説「芥川賞」
4 中毒の完治とその後
第五章 井伏鱒二?――ナンセンス・ユーモアから学んだもの
1 ナンセンス・ユーモア
2 パビナール中毒と芥川賞騒動
3 御坂峠での再生
第六章 志賀直哉――読者への〈心づくし〉とは?
1 小説の神様
2 非難の応酬
3 太宰治の中の「志賀直哉」
4 芥川・太宰・志賀
第七章 井伏鱒二?――ナンセンス・ユーモアの行方
1 戦中から戦後へ
2 『井伏鱒二選集』をめぐる確執
3 “敵役”にはしきれなかった井伏鱒二の存在
終 章 「太宰治」から見えてくるもの
1 生涯を貫くもの
2 “芥川賞落選”の本質
3 「描くこと」と「語ること」
参考文献
あとがき――評伝の持つ可能性
太宰治略年譜
人名・事項索引
内容説明
芥川・川端・佐藤・井伏・志賀…「太宰治」をつくった文豪たちとの化学反応。
目次
第一章 出自と生い立ち―菊池寛の時代
第二章 芥川龍之介―その死から受け継いだもの
第三章 川端康成―太宰治の文壇パフォーマンス
第四章 佐藤春夫―パビナール中毒・芥川賞落選をめぐって
第五章 井伏鱒二(1)―ナンセンス・ユーモアから学んだもの
第六章 志賀直哉―読者への〈心づくし〉とは?
第七章 井伏鱒二(2)―ナンセンス・ユーモアの行方
終章 「太宰治」から見えてくるもの
著者等紹介
安藤宏[アンドウヒロシ]
1958年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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