ミネルヴァ日本評伝選<br> 足利義教―万人恐怖、言ふ莫れ言ふ莫れ

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ミネルヴァ日本評伝選
足利義教―万人恐怖、言ふ莫れ言ふ莫れ

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623100736
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

足利義教(1394年から1441年)室町幕府第六代征夷大将軍。三代将軍義満の子として生まれ、幼少期に出家し青蓮院門跡に入り、のちに天台座主を務める。足利義持の急死に伴い、くじ引きで将軍に選ばれる。強権政治を行ない、嘉吉の乱で赤松満祐に殺害される。酷薄・残忍とも評価される専制の一方で、政治的な公正さを重視する思想や文化・芸術における寛容さを持つ。二面的な将軍の人生からその全体像を描く。


【目次】

はしがき

第一章 青蓮院門跡義円
 1 出生と父母
 2 青蓮院に入室
 3 義円の出家とその事情
 4 青蓮院門跡義円体制の始動
 5 百五十三世天台座主青蓮院義円
 6 前天台座主准三后青蓮院義円

第二章 六代将軍への道
 1 義持死す
 2 青蓮院門跡義円から足利義宣へ
 3 後花園天皇の擁立

第三章 「万人恐怖」の政治
 1 訴訟制度の整備
 2 飢餓と蕩尽の時代
 3 裏松義資事件
 4 永享の山門騒動
 5 守護大名への家督介入
 6 天皇家への介入

第四章 海域アジアの中の足利義教
 1 海域アジアの中の室町日本
 2 義教と琉球
 3 義教と北アジア情勢
 4 義教時代の日明関係
 5 義教時代の日朝関係

第五章 足利義教と遠国
 1 義教と奥州
 2 義教と西国
 3 永享の乱

第六章 足利義教の文化の政治性
 1 義教と和歌・連歌
 2 義教と世阿弥
 3 義教による寺院再建事業

第七章 嘉吉の乱
 1 大和永享の乱
 2 赤松満祐の事情
 3 将軍犬死

終 章 「万人恐怖」の果てに

参考文献
あとがき
足利義教略年譜
人名・事項索引

内容説明

悪しき将軍か?公正な将軍か?その人間像と波乱の時代に迫る。

目次

第一章 青蓮院門跡義円
第二章 六代将軍への道
第三章 「万人恐怖」の政治
第四章 海域アジアの中の足利義教
第五章 足利義教と遠国
第六章 足利義教の文化の政治性
第七章 嘉吉の乱
終章 「万人恐怖」の果てに

著者等紹介

秦野裕介[ハタノユウスケ]
1966年 京都府生まれ。現在 立命館大学講師、株式会社歴史と文化の研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木貴博

1
足利義教の評伝。その将軍在職期間は僅か13年だが、同時代と後世への影響は大きい。様々な角度、観点から理解を深める。2026/09/17

Jirgambi

1
万人恐怖でお馴染みの足利将軍。恐怖エピソードばかり注目されるが、本書ではその記述は押さえ目。割と以降の室町幕府を存続させる根幹施策を同時並行で進めていたんだなという印象。意外と自分の意向を抑えて事の是非を優先する姿も見られ、その意味では「専制」的ではない。諸大名の意見を纏め、ある程度即断的に手腕を振るっていたようだ。本書は文化・対外世界に於ける義教にも言及しており、この辺り異色ながら読んでいて面白い。尤も義教自身の明・朝鮮への排外意識への評価は手厳しい。 何にせよ、一緒に酒を酌み交わしたくない相手だ。2026/09/03

takao

0
ふむ2026/10/07

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