出版社内容情報
植村直己(1941年から1984年)登山家、冒険家
人間の歴史は未知の開拓の歴史でもある。世界初の五大陸最高峰征服をなしとげた植村直己。アマゾン川をイカダで下り、犬ゾリを駆使して単独で北極点に到達するなどの偉業を成し遂げた冒険家も実は劣等感の塊だったという。負けず嫌いで忍耐強く、努力でコンプレックスを克服し、ひたむきに目の前の目標に挑み続けて自分の人生を切り拓いていった。「最終的な決断は自分自身で下す」という彼の生き方は、困難に立ち向かう人間の偉大さを伝えてくれる。
【目次】
はじめに
第1章 北極点単独行
気温マイナス51度
氷の丘を鉄棒で砕く
「シロクマに襲われています」
あきらめたら無になる
犬が孤独を癒した
ついに北極点に
未知への旅
優しくて気遣いの人
第2章 日本脱出
片道切符で海外へ
扉の向こうに僕があった
ドングリとゴキブリ
目指せアルプス
英語がわからなくても
炎天下の農園で重労働
強制送還されるか
やればなんとかなる
第3章 ヨーロッパ
モンブランの氷河を踏む
クレバスに落ちた
スキー場でアルバイト
ヒマラヤ遠征の誘い
現地に溶け込む
未踏峰の登頂に成功
アルプスの最高峰
第4章 目指せアフリカ、中南米
ケニア山の教訓
アフリカ最高峰
南米への夢
日本人から地球人へ
窮地の実演
南米最高峰を征服
登山家から冒険家へ
アマゾン川下りに成功
第5章 5大陸の最高峰を征服
ジ・アニマル
チャンスは二度ない
世界最高峰を譲る
単独登山の危険と工夫
5大陸の最高峰を極める
仲間割れした国際登山隊
日本縦断3000キロ
第6章 遭難
グリーンランドへ
生肉を食べる
大切な人への手紙
北極圏1万2000キロ
失敗に次ぐ失敗
氷河に包まれて眠る
エンドレスにチャレンジ
やろうと思えばなんでもできる
あとがき
編集後記「今、なぜ植村直己さんの本を作るのか」
植村直己関連略年譜
用語解説
さくいん
参考文献
内容説明
犬ゾリで北極点へ到達。世のなかが不況に陥ったり社会に格差が生まれたりすると、人はひたすら安定を求めて冒険を嫌うようになります。やりたいことを抑えて世間の常識に従うようになりがちです。でも、決められた社会の枠のとおりに生きるよりも、自分らしさを求める人生の方が楽しいと思わないでしょうか。
目次
第1章 北極点単独行
第2章 日本脱出
第3章 ヨーロッパ
第4章 目指せアフリカ、中南米
第5章 5大陸の最高峰を征服
第6章 遭難
著者等紹介
伊藤千尋[イトウチヒロ]
1949年、山口県生まれ。71年にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティアに参加。73年、東京大学法学部を卒業、「東大ジプシー調査探検隊」隊長として東欧を調査。74年、朝日新聞社に入社。東京本社外報部などを経て、84~87年サンパウロ支局長、88年『AERA』創刊編集部員を務めたあと、91~93年バルセロナ支局長、2001~04年ロサンゼルス支局長。現在はフリーの国際ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



