出版社内容情報
1647年7月7日にナポリ王国にて、魚売りトンマーソ・アニエッロことマサニエッロなる人物をリーダーとして民衆が蜂起した。本書は世に「マサニエッロの反乱」として知られるわずか10日ほどのこの出来事について、発端からマサニエッロの狂死を経て反乱が鎮圧されるまでを一次史料に即して跡づける。
【目次】
序 章 反乱はどう語られてきたか
関心の所在
先行研究
現場証人たち
第1章 一七世紀のナポリ王国
ヴェスヴィオの噴火
支配者たち
スペインの帝国体制とイタリア半島
統治機構
社会・都市構造と権力関係
第2章 二人の側近
副王オッスーナ公と法曹人ジェノイーノ
苦難の時代のナポリ
フィロマリーノの政治闘争
ナポリ大司教として
失態
第3章 魚売りの反乱
反乱と革命
マサニエッロの生い立ち
起ち上がる人々
復讐と秩序
カール五世の特権証書を巡って
聖ロレンツォ教会の占領
反乱の拡大
ジュゼッペ・カラーファの処刑
市民の総統領による秩序
表敬訪問
宣誓式
ポジリポの饗宴
死
葬儀
第4章 後継者たち
二代目総統領トラルド
第二和平協定
フアン・ホセ・デ・アウストリアの到着とナポリ攻防
三代目総統領アンネーセとナポリ共和国
ギーズ公
共和国元首の誕生
ナポリ沖の海戦
王子フアンの戦い
新副王オニャーテ伯のナポリ到着
オニャーテ伯の政治
それぞれの末路とその後のナポリ
あとがき
注
参考文献
索引



