”新しい能力”は教育に何をもたらしたのか―資質・能力ベースの改革を飼いならす

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”新しい能力”は教育に何をもたらしたのか―資質・能力ベースの改革を飼いならす

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623100156
  • NDC分類 371
  • Cコード C3037

出版社内容情報

いま、日本で「資質・能力」の概念は、幼児教育から高等教育、生涯学習までを貫く目標として位置付けられ、広く深く浸透している。PISAリテラシーやコンピテンシーの概念は、世界においてますます影響力を増している。従来の「学力」の範疇に収まりきらない〈新しい能力〉概念は教育をどう変えたのか。そして、私たちはいかに光と影を把握し、飼いならすことができるのか。本書はその現状と課題を明らかにする。


【目次】

まえがき


 第Ⅰ部 原理と概念

第1章 コンピテンシー論の現在地――その混乱を解きほぐす(松下佳代)
 はじめに
 1 「コンピテンシー」という用語
 2 コンピテンシー概念の展開
 3 コンピテンシーの本質的特徴
 4 コンピテンシーを文化的にとらえ直す
 おわりに
 ブックガイド

第2章 なぜ能力を飼いならすべきか――労働力商品論から市民社会論へ(樋口太郎)
 はじめに
 1 「能力はいかに語られているのか」の現在
 2 「能力をいかに飼いならすのか」から「なぜ能力を飼いならすべきか」へ
 3 労働力商品論から「なぜ能力を飼いならすべきか」を問う
 4 「権利としての能力」から「財産としての能力」へ
 5 市民社会論から「なぜ能力を飼いならすべきか」を問う
 おわりに
 ブックガイド


第3章 PISAのリテラシーは変わったか――デジタル世界を展望した「読解力」のゆくえ(樋口とみ子)
 はじめに
 1 PISAにおけるリテラシー概念の変遷
 2 エージェンシーへの着目――批判的リテラシー論との関係
 3 リテラシーの非認知面――デジタル世界への展望
 おわりに
 ブックガイド


 第Ⅱ部 政策と実践

第4章 コンピテンシー・ベースのカリキュラム改革とはどういうことか――初等・中等教育でのコンテンツフリー化に抗して(石井英真)
 はじめに
 1 国際的なコンピテンシー・ベースの教育改革の展開と論争点
 2 コンピテンシー・ベースのカリキュラム改革の日本的展開
 3 改革を社会的自立と人間教育へとつなぐために
 おわりに
 ブックガイド

第5章 高等教育での統合的学習――市民性の育成と実質的な学習成果の可視化(杉原真晃)
 はじめに
 1 今日の高等教育改革の政策動向
 2 現代の高等教育の問題点
 3 人材育成偏重の克服のための統合的学習
 4 人材育成偏重の克服のためのサービスラーニング
 5 専門教育としてのサービスラーニングを通した市民性の育成
 おわりに
 ブックガイド

第6章 教師教育における能力の形成と評価をめぐる論点――〈新しい能力〉をどう飼いならしてきたか(遠藤貴広)
 はじめに
 1 日本の教師教育政策における能力概念の錯綜
 2 教師教育カリキュラム改革実践の展開
 3 〈新しい能力〉をどう飼いならしてきたか
 おわりに
 ブックガイド


 第Ⅲ部 海外の動向

第7章 オーストリア版「PISA型教育改革」――変質した改革の行先(伊藤実歩子)
 はじめに
 1 「PISA型教育改革」小史 その1
 2 2000

内容説明

いま、日本で「資質・能力」の概念は、幼児教育から高等教育、生涯学習までを貫く目標として位置付けられ、広く深く浸透している。PISAリテラシーやコンピテンシーの概念は、世界においてますます影響力を増している。従来の「学力」の範疇に収まりきらない〈新しい能力〉概念は教育をどう変えたのか。そして、私たちはいかに光と影を把握し、飼いならすことができるのか。本書はその現状と課題を明らかにする。

目次

第1部 原理と概念(コンピテンシー論の現在地―その混乱を解きほぐす(松下佳代)
なぜ能力を飼いならすべきか―労働力商品論から市民社会論へ(樋口太郎)
PISAのリテラシーは変わったか―デジタル世界を展望した「読解力」のゆくえ(樋口とみ子))
第2部 政策と実践(コンピテンシー・ベースのカリキュラム改革とはどういうことか―初等・中等教育でのコンテンツフリー化に抗して(石井英真)
高等教育での統合的学習―市民性の育成と実質的な学習成果の可視化(杉原真晃)
教師教育における能力の形成と評価をめぐる論点―〈新しい能力〉をどう飼いならしてきたか(遠藤貴広))
第3部 海外の動向(オーストリア版「PISA型教育改革」―変質した改革の行先(伊藤実歩子)
デジタル社会における教育とコンピテンス―スウェーデンのナショナル・テストをめぐる試行錯誤(本所恵))

著者等紹介

松下佳代[マツシタカヨ]
京都大学大学院教育学研究科教授。専門は教育方法学、大学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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