モア・ザン・ヒューマンの物語 - 環境人文学10のシークエンス

個数:
  • 予約
  • ポイントキャンペーン

モア・ザン・ヒューマンの物語 - 環境人文学10のシークエンス

  • 結城正美
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • ミネルヴァ書房(2025/11/18発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 76pt
  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784623099528
  • Cコード C3036

出版社内容情報

アメリカの環境思想家エイブラムが唱えた「モア・ザン・ヒューマン(人間以上)」を手掛かりに、文学や言語学、サウンドスケープ、社会学等の専門家が、環境について学際的に取り組んだ論考集。環境人文学とはいかなるものか、その概要を見渡せる地平に私たちを立たせてくれる。


【目次】

序 論 モア・ザン・ヒューマンのざわめき(結城正美)
 1 環境に人間は含まれる(のか)
 2 物語にみるWHYの触発
 3 物語が感受性を活性化するとき
 4 環境人文学の湧現

鼎 談 「環境人文学の冒険」(奥野克巳×管啓次郎×結城正美)
 1 クモの造網のように
 2 言葉を洗う
 3 思考の脱中心化
 4 感受性の再調整
 5 逃走線としての協働
 6 三大学院協働の環境人文学プログラム


 第Ⅰ部 土地の記憶と物語

第1章 森と人間の物語――ウォルター・スコット『アイヴァンホー』再読(松井優子)
 1 スコット受容の変遷
 2 火山島への関心
 3 複数の始まり
 4 人間の登場
 5 シャーウッドの二人の王
 6 消えた森のゆくえ

第2章 池の畔に棲まう精霊たち――聴く力が紡ぐ土地の物語(鳥越けい子)
 1 善福寺池とその畔
 2 サウンドスケープから〈池の畔の遊歩音楽会〉へ
 3 モア・ザン・ヒューマンの世界との交流
 4 精霊たちとの出会い
 5 結びにかえて

第3章 喪失の痛みと想像力/創造力――よそ者たちの〈故郷〉(西本あづさ)
 1 はじめに――〈人新世〉の想像力の危機
 2 資本主義と奴隷制,そして人種主義
 3 奴隷制の余生(ザ・アフターライフ・オヴ・スレイヴァリー)と類縁性をめぐる問い
 4 喪失の記憶とよそ者の痛み
 5 故郷の想像,類縁の創造
 6 結びにかえて――「人間(マン)」の境界と向う側のざわめき

第4章 異なるスケールを行き来する――日野啓三『夢の島』と沖縄の自然思想(佐藤 泉)
 1 日野啓三の「焼跡」「向う側」
 2 『夢の島』
 3 植物論的転回
 4 埋立地の歴史学


 第Ⅱ部 惑星思考のほうへ

第5章 惑星の危機をどう生きるか――ゲーリー・スナイダーの再定住と惑星思考を読み直す(山里勝己)
 1 スナイダーの環境思想の基盤――アメリカ北西部の自然環境
 2 モダニズム,ビート,スナイダー
 3 梃子を求めて
 4 スナイダー初期の詩と人間観
 5 融合される世界像
 6 「場所の感覚」と「惑星の感覚」
 7 「場所」とセトラーコロニアリズム
 8 プラネタリー・エコロジカル・コスモポリタニズムとキットキットディジー
 9 「惑星思考」はスナイダーから始まる
 10 スナイダー,宮沢賢治,ウェンデル・ベリーの世界/惑星像
 11 梃子とアンテナ

第6章 惑星思考のコンステレーション(清水美貴)
 1 グローバルが惑星なるもの(プラネタリー)を露わにする
 2 スナイダーの惑星思考をアップデートする
 3 地

最近チェックした商品