出版社内容情報
どんなに複雑な社会変化であっても、そこには、あるパターンが存在する。そのパターンの背後に潜む、暗号体系を読み解く「想像力」こそがソーシャル・イノベーションのカギとなる。
原著:Geoff Mulgan, Another World Is Possible: How to Reignite Social and Political Imagination. HURST & COMPANY, LONDON, 2022
【目次】
日本の皆さんへ
はじめに
第1章 現在――想像力の停滞
第2章 想像力とは何か
第3章 過去――想像力はいかにして私たちの世界を形作ったか
第4章 パターン――想像力の意義について
第5章 未来――私たちの集団的想像力を再び喚起するには
第6章 アイデアから行動へ――今後,数十年の可能性
第7章 源泉――アイデアはどこからやってくるのか
第8章 旅路――アイデアはどこへ行くのか
第9章 想像力の限界
第10章 危険な想像力
第11章 政治的想像力の競合
第12章 新しい方法で政府を想像する
第13章 より高度な意識と賢明な社会を想像する
第14章 想像力を時間の中に位置づける
第15章 社会的想像力における芸術の役割
第16章 私たちは何をすべきか
補遺1 社会的想像力の理論概要
補遺2 想像力の検討を促したいいくつかの方向
謝 辞
監訳者あとがき
原 注
人名索引
事項索引
内容説明
現代社会の様々な課題を解決するために、社会的・政治的想像力の涵養は重要である。本書では、ソーシャル・イノベーションの原動力である「想像力」を多角的に分析し、ユートピア社会が実現可能であると想起させる。
目次
第1章 現在―想像力の停滞
第2章 想像力とは何か
第3章 過去―想像力はいかにして私たちの世界を形作ったか
第4章 パターン―想像力の意義について
第5章 未来―私たちの集団的想像力を再び喚起するには
第6章 アイデアから行動へ―今後、数十年の可能性
第7章 源泉―アイデアはどこからやってくるのか
第8章 旅路―アイデアはどこへ行くのか
第9章 想像力の限界
第10章 危険な想像力
第11章 政治的想像力の競合
第12章 新しい方法で政府を想像する
第13章 より高度な意識と賢明な社会を想像する
第14章 想像力を時間の中に位置づける
第15章 社会的想像力における芸術の役割
第16章 私たちは何をすべきか
補遺1 社会的想像力の理論概要
補遺2 想像力の検討を促したいいくつかの方向
著者等紹介
マルガン,ジェフ[マルガン,ジェフ] [Mulgan,Geoff]
英国政府の戦略室長及び首相府の政策責任者(Head of Policy)、ヤング財団の最高経営責任者、シンクタンク・デモスのディレクター、ゴードン・ブラウン国会議員の首席顧問、BBCのレポーター等を経て、2011年から2019年までは、英国のイノベーションに関し中心的な役割を担う財団ネスタ(Nesta)の最高経営責任者を務めた。2020年には永年のソーシャル・イノベーションへの功績により英国政府より爵位を授与された。現在はユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、メルボルン大学客員教授、ハーバード大学の上席客員研究員。世界各国の政府に助言を行い、EUのプログラムで座長を務めたWhole of Government Innovationのフォローアップ、学際分野の専門誌Collective Intelligence(Sage and ACM)の編集にも注力している
新川達郎[ニイカワタツロウ]
1981年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。現在、同志社大学名誉教授。総合地球環境学研究所客員教授、関西大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



