国際政治・日本外交叢書<br> 国際連合の誕生―戦後平和へのイギリスの構想と外交

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国際政治・日本外交叢書
国際連合の誕生―戦後平和へのイギリスの構想と外交

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  • サイズ B5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623099337
  • NDC分類 319.9
  • Cコード C3331

出版社内容情報

国際連合はいかにして誕生したのか。本書では一次史料を詳細に検討し、第二次世界大戦の裏側で行われていた一連の外交交渉が、現在の戦後世界を成立させた極めて重要な「理念の対立」であったと分析する。1941年8月の大西洋憲章合意から、1946年1月の国際連合創設まで、およそ5年間の国際政治史においてどのような理念の対立があり、どのように収斂したのかは、国際安全保障のあり方を考える上でも多くの示唆に富む。


【目次】

序 章 戦後の平和はいかに構想されたか

第1章 「国際連合」の起源――大西洋憲章と英米関係、一九四一年
 1 「戦争目的」と「戦後構想」
 2 大西洋会談の開催
 3 「大西洋憲章」とその後

第2章 「ユナイテッド・ネーションズ」への道――イギリス外交と「大同盟」の成立、一九四一―四二年
 1 イギリスとソ連――戦争協力と戦後構想
 2 イギリスとアメリカ
 3 「連合国宣言」の成立
 4 「ユナイテッド・ネーションズ」の誕生

第3章 国連構想と地域主義――グラッドウィン・ジェブと大国間協調の精神、一九四二―四三年
 1 世界機構創設へ向けて――「四大国構想」の起源
 2 「四大国構想」の形成――ジェブ・メモランダムと大国間協調
 3 「四大国構想」と「欧州評議会」
 4 「国連構想」としてのイギリスの戦略
 5 複数の「国連構想」

第4章 国際連合創設への設計図――チャールズ・ウェブスターと世界秩序の構想、一九四二年―四三年
 1 オクスフォードからロンドンへ
 2 外交史家としての矜持
 3 イギリス政府の国連機構構想
 4 外交官と外交史家の共同作業

第5章 モスクワ四国宣言と英米関係――国際機構化へのイギリス外交、一九四三年
 1 ケベック英米首脳会議
 2 モスクワ外相会議と「四国宣言」
 3 大国間協調としての「四国宣言」

第6章 ダンバートン・オークス会議への道――国連憲章の起源、一九四三年―四四年
 1 モスクワからテヘランへ
 2 ダンバートン・オークス会議へ向けて
 3 ダンバートン・オークス会議の開幕
 4 「大国間の同盟」と「連盟の論理」の間

第7章 サンフランシスコ会議と国連憲章――国連創設への大国間政治、一九四五年
 1 地域機構をめぐる国際関係
 2 サンフランシスコ会議の開幕
 3 大国主義的な国連憲章

終 章 国際連合の成立

あとがき
参考文献一覧
事項索引
人名索引

内容説明

国際連合はいかにして誕生したのか。本書では一次史料を詳細に検討し、第二次世界大戦の裏側で行われていた一連の外交交渉が、現在の戦後世界を成立させた極めて重要な「理念の対立」であったと分析する。一九四一年八月の大西洋憲章合意から、一九四六年一月の国際連合創設まで、およそ五年間の国際政治史においてどのような理念の対立があり、どのように収斂したのかは、国際安全保障のあり方を考える上でも多くの示唆に富む。

目次

序章 戦後の平和はいかに構想されたか
第1章 「国際連合」の起源
第2章 「ユナイテッド・ネーションズ」への道―イギリス外交と「大同盟」の成立、一九四一‐四二年
第3章 国連構想と地域主義―グラッドウィン・ジェブと大国間協調の精神、一九四二‐四三年
第4章 国際連合創設への設計図―チャールズ・ウェブスターと世界秩序の構想、一九四二‐四三年
第5章 モスクワ四国宣言と英米関係―国際機構化へのイギリス外交、一九四三年
第6章 ダンバートン・オークス会議への道―国連憲章の起源、一九四三年‐四四年
第7章 サンフランシスコ会議と国連憲章―国連創設への大国間政治、一九四五年
終章 国際連合の成立

著者等紹介

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
1971年生まれ。現在、慶應義塾大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yuri Sato

19
『国際連合の誕生』は、戦後の国際秩序形成におけるイギリスの外交戦略を丁寧に追った一冊ですね。特に、イギリスが自国の影響力を維持しつつ、平和構築のための国際機関として国連をどう構想したのか、その背景や政策決定過程が詳しく描かれています。単なる歴史の記録にとどまらず、外交政策の論理や戦略的思考まで掘り下げられていて、国際政治史や日本外交史を理解する上でも貴重な資料です。戦後平和の理念と現実的外交の間で揺れる国際政治の複雑さを感じられる一冊だと思います。2025/12/20

ああああ

0
62, 70, 94, 124, 130, 138, 144, 156, 190, 252, 254, 262, 272, 276, 306, 310 2025/12/13

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