出版社内容情報
本書は、一冊で古代から現代までの西洋法制史の流れを概観できる入門書。大学生をはじめ、一般読者、さらに高校世界史・倫理・政治経済からより発展的に学びたい高校生も視野に入れる。世界史・倫理・政治経済に取り組んだ経験のない学生でも無理なく西洋法制史を学べるようにするために、各項目での内容は「高大接続」を意識して執筆・構成される。高校教科書レベルの内容から発展的内容へと学びをつなげるテキスト。
目次
第1部 ヨーロッパ古代の法と社会(古代世界とローマ法の発展;帝国の東西分裂からフランク王国までの法)
第2部 ヨーロッパ中世の法と社会(地域固有法の世界;学識法の成立と展開)
第3部 近世ヨーロッパの法と社会(ユス・コムーネと法の継受;自然法と絶対主義)
第4部 近現代ヨーロッパの法と社会(近代法の枠組み;近代法システムへの懐疑と新潮流)
著者等紹介
山内進[ヤマウチススム]
1949年生まれ。現在、一橋大学名誉教授
屋敷二郎[ヤシキジロウ]
1969年生まれ。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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