出版社内容情報
独裁主義や権威主義など、非民主主義の政治体制とはいかなるものか。本書では、非民主主義の本質を解明しつつ、民主主義との比較考察をするとともに、その結果得られた知見から非民主主義からの挑戦にさらされている民主主義再生の道を探る。?
内容説明
独裁主義や権威主義など、非民主主義の政治体制とはいかなるものか。本書では、非民主主義の本質を解明しつつ、民主主義との比較考察をするとともに、その結果得られた知見から非民主主義からの挑戦にさらされている民主主義再生の道を探る。
目次
序章 危機（ｃｒｉｓｉｓ）：溶解する民主主義
第１章 陥穽（ｐｉｔｆａｌｌ）：非民主主義の落とし穴
第２章 侵蝕（ｅｒｏｓｉｏｎ）：独裁主義の挑戦
第３章 誘惑（ｔｅｍｐｔａｔｉｏｎ）：権威主義の罠
第４章 脆弱（ｖｕｌｎｅｒａｂｌｅ）：民主主義の病理
第５章 代償（ｃｏｓｔ）：民主主義の再生
著者等紹介
石井貫太郎［イシイカンタロウ］
１９６１年、東京都生まれ。１９９０年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了（法学博士）。現在、目白大学社会学部教授および目白大学大学院国際交流研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
敵を知る 独裁・権威主義 非民主権力 一貫 明確 効率 民主権力 多様性 自由 人権 政教一体国家 独裁起源は国民需要 強いリーダー希求気質 甘えの構造 独裁依存 情報統制 都合良い情報 警察国家 秘密警察 軍隊 物理的強制力 思想統制 異端排除 宗教的パーソナリティ 絶対服従 メディア統制 ジャーナリズム死屍 権威主義 権力棲み分け 国民主権 多数決 民主主義弱点 遅延 コスト 特定世代への政策偏り 技術 人材流出対策 健全な国民意識 主権者自覚 民主主義再生 コスト覚悟 民主的パーソナリティ 不断努力2025/04/23
はやしやもり
2
１から４章は助走として読み進め、５章は清々しくすらあった。世界の8割の人口を擁し、４分の3を占める非民主主義国家。その体制を整理し、その上で民主主義を整理しなおし、我々は民主主義の一員として何をしていけば良いのか、そのレシピが考察され、詳らかにされている本。オススメです。2025/01/31
ｽﾀｰｹﾞｲｻﾞｰ
0
民主主義の国と非民主主義の国の割合で言うと半々だと聞いたことがある。非民主主義の政治による民主主義の政治にはないメリット・デメリットが分かりやすく書かれていて大変参考になった。今のアメリカのトランプ政権を考える上でも読むべき一冊である。2025/05/07
