出版社内容情報
21世紀、世界の都市人口は農村人口を超え、人間の生活様式はますます都市的になっている。しかし、都市はそれが存在する時代や地域によって多様であり、さまざまな現実や表象が入り交じって都市イメージを形成している。本書は、古代メソポタミアから現代における郊外化や途上国で「巨大都市」が興る現象まで、5000年以上におよぶ人間と都市の歴史をコンパクトに整理して描き出す。都市と呼ばれる現象が世界各地でどのように興り、都市の衰退や成長が地域的な連関や地球規模での歴史の変化にどのようにつながっているのかを展望できる書。
内容説明
二一世紀、世界の都市人口は農村人口を超え、人間の生活様式はますます都市的になっている。しかし、都市はそれが存在する時代や地域によって多様であり、さまざまな現実や表象が入り交じって都市イメージを形成している。本書は、古代メソポタミアから現代における郊外化や途上国で「巨大都市」が興る現象まで、五〇〇〇年以上におよぶ人間と都市の歴史をコンパクトに整理して描き出す。都市と呼ばれる現象が世界各地でどのように興り、都市の衰退や成長が地域的な連関や地球規模での歴史の変化にどのようにつながっているのかを展望できる書。
目次
第1章 初期都市の起源と位置―紀元前三五〇〇~五〇〇年
第2章 大都市―紀元前五〇〇~紀元三〇〇年
第3章 衰退と発展―三〇〇~一五〇〇年
第4章 首都、文化、植民地化、革命―一五〇〇~一八〇〇年
第5章 工業化時代における都市の成長とその結果―一八〇〇~一九一四年
第6章 植民都市―一八〇〇~一九一四年
第7章 破壊と再建―一九一四~一九六〇年
第8章 一九五〇年以降の都市の衰退と成長
著者等紹介
鹿住大助[カズミダイスケ]
1975年生まれ。現在、島根大学教育・学生支援本部大学教育センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。