「安全保障化」とは何か―脅威をめぐる政治力学

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「安全保障化」とは何か―脅威をめぐる政治力学

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  • サイズ B5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623097456
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3031

内容説明

「安全保障化」とは、特定のイシューへの脅威認識が煽られて安全保障上の問題になっていくというプロセスである。本書はこの現象に注目することで、伝統的に軍事領域に限定されてきた安全保障研究の対象を政治、経済、環境、社会の領域へと拡張し、その包括的な枠組みを示す。本書が確立した安全保障化の分析モデルは、近年のポピュリズム研究でも注目される等、その理論的射程は極めて広い。

目次

第1章 イントロダクション
第2章 安全保障分析―概念的な装置
第3章 軍事セクター
第4章 環境セクター
第5章 経済セクター
第6章 社会セクター
第7章 政治セクター
第8章 セクターはどのように組み合わされるか
第9章 結論

著者等紹介

ブザン,バリー[ブザン,バリー] [Buzan,Barry]
1946年生まれ。ロンドンスクール・オブ・エコノミクス(LSE)名誉教授

ヴェーヴァ,オーレ[ヴェーヴァ,オーレ] [Waever,Ole]
1960年生まれ。コペンハーゲン大学教授(国際関係論)

デ・ウィルデ,ヤープ[デウィルデ,ヤープ] [de Wilde,Jaap]
1957年生まれ。フローニンゲン大学教授(国際関係論・安全保障研究)

今井宏平[イマイコウヘイ]
2011年中東工科大学(トルコ)大学院国際関係専攻博士課程修了、Ph.D.(International Relations)(Middle East Technical University)。現在、ジェトロ・アジア経済研究所研究員

上野友也[カミノトモヤ]
2007年東北大学大学院法学研究科トランスナショナル法政策専攻博士課程後期修了、博士(法学)(東北大学)。現在、岐阜大学教育学部准教授

川久保文紀[カワクボフミノリ]
2007年中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、中央学院大学副学長・法学部教授

西海洋志[ニシカイヒロシ]
2017年東京大学大学院総合文化研究科グローバル共生プログラム博士課程単位取得退学・博士(グローバル研究)(東京大学)。現在、横浜市立大学国際教養学部准教授

塚田鉄也[ツカダテツヤ]
2009年京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了・博士(法学)(京都大学。現在、桃山学院大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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概念:安全保障化 脅威認識 政治的主張 実行過程 脱安全保障化 進化:冷戦後変化 地域安全保障 経済的影響 社会的要因 軍事:軍事安全保障 軍事技術進展 同盟関係 サイバー戦争 軍事予算 環境:気候変動 資源枯渇 環境難民 国際協力 経済:経済安全保障 貿易戦争 自由市場 地政学リスク 貧困対策 社会:基本的ニーズ 社会保障 文化的対立 地域安定性 社会運動 相互作用:軍事と経済 政治と社会 環境と経済 多層的安全保障 地域安全保障 未来:新たな脅威 柔軟な対応 国際協調 科学技術影響 包括的政策2025/03/19

Go Extreme

1
イントロダクション: 広義対狭義論争 分析レベル セクター 地域 安全保障分析: セクターと安全保障の制度化 主観的・客観的・間主観的安全保障 社会的権力と促進条件 アクターと分析者・指示対象 軍事: アジェンダ アクターと指示対象 脅威と脆弱性の論理 リージョナル化のダイナミクス 環境 経済 社会 政治 セクター・組み合わせ: 横断するリンケージ セクター横断的な安全保障の結合 実例と実証的研究の案出 結論: インプリケーション コンストラクティヴィストのアプローチ 新たな枠組みと伝統的アプローチの対比2024/12/22

takao

0
ふむ2025/02/03

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