出版社内容情報
世界の諸地域において、歴史的な考え方、歴史の記録・記述、そして歴史の方法はいかにして生まれ、展開したのだろうか。本書は、ヨーロッパで発達した歴史の考え方、叙述の方法(「歴史」)が、非ヨーロッパに拡大し、そこでの土着の歴史と遭遇したとき、どのような変化が生まれるのか、この相互の「歴史」の「連動」関係を丹念に追う。古代近東における最初期の歴史叙述から、現代の歴史学をめぐる最新トピックと議論までをカバーする、ダイナミックな書。
内容説明
世界の諸地域において、歴史的な考え方、歴史の記録・記述、そして歴史の方法はいかにして生まれ、展開したのだろうか。本書は、ヨーロッパで発達した歴史の考え方、叙述の方法(「歴史」)が、非ヨーロッパに拡大し、そこでの土着の歴史と遭遇したとき、どのような変化が生まれるのか、この相互の「歴史」の「連動」関係を丹念に追う。古代近東における最初期の歴史叙述から、現代の歴史学をめぐる最新トピックと議論までをカバーする、ダイナミックな書。
目次
序章 用語と視角
第1章 歴史叙述の最初期の形態
第2章 一五世紀中頃までのユーラシアにおける歴史
第3章 過去というものの意識―一四五〇~一七〇〇年
第4章 啓蒙、革命そして反動―一七〇〇~一八三〇年
第5章 過去の規律化―専門化、帝国主義そして科学 一八三〇~一九四五年
第6章 移行―戦間期から現在に至るまでの歴史学
第7章 私たちはどこへ行くのか―反省、新たな方向、そして兆候
著者等紹介
南塚信吾[ミナミズカシンゴ]
1942年生まれ。現在、一般社団法人やまなみ・世界史研究所所長、千葉大学・法政大学名誉教授
小谷汪之[コタニヒロユキ]
1942年生まれ。現在、東京都立大学名誉教授
田中資太[タナカスケヒロ]
1989年生まれ。現在、世界史研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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naoto
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