出版社内容情報
文化人類学の主要なテーマをやさしいことばで解説し、その面白さと奥深さの両方を伝える定番の入門書に最新版が登場。近年の研究動向を踏まえた新しいテーマも加えて、学問の全貌をつかむことができる。異文化/他者を鏡として自文化/自己を見つめなおす、オーソドックスかつ斬新なテキスト。
目次
第1部 基本テーマ(文化人類学とは;言語と文化/社会;生業;経済と文化;性と婚姻 ほか)
第2部 新たなテーマ(メディア;映像;景観;文化遺産;持続可能な開発(SDGs) ほか)
著者等紹介
綾部恒雄[アヤベツネオ]
筑波大学名誉教授。2007年没
桑山敬己[クワヤマタカミ]
ノートルダム清心女子大学文学部特別招聘教授、北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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文化は世代を超えて伝えられる人間の知恵と実践 フィールドワークは現地で人々と共に生活し、社会を深く理解する方法 言語は文化を形作る洗練された象徴システム 移動は文化の本質を理解する鍵 宗教は人々の行動に意味を与える象徴システム 儀礼は超自然とつながる文化的実践 民族は歴史的・文化的プロセスで絶えず再構成される概念 エスニシティは文化的帰属意識の社会的表現 文化は社会的相互作用の中で構築される体系 フィールドワークは研究者自身を変容させる知的実践 文化人類学は他者理解を通じて自己を相対化する学問2025/04/04