出版社内容情報
「戦後日本」は戦前・戦争とどうつながり、どう変わったのか。そしてどのように変遷して「今」に至ったのか。本書では、政治史・外交史・経済史・政治学・憲法学といった分野の第一線で活躍する研究者が結集、これまで見過ごされて来た問題を発見し、徹底した議論と多角的アプローチにより、かつてない立体的な「戦後日本」像を描き出す。「戦後日本」に多方位から光を当て、新たな煌めきと陰影を歴史の中に定位させる壮大な共同研究の成果。
内容説明
「戦後日本」は戦前・戦争とどうつながり、どう変わったのか。そしてどのように変遷して「今」に至ったのか。本書では、政治史・外交史・経済史・政治学・憲法学といった分野の第一線で活躍する研究者が結集、これまで見過ごされて来た問題を発見し、徹底した議論と多角的アプローチにより、かつてない立体的な「戦後日本」像を描き出す。「戦後日本」に多方位から光を当て、新たな煌めきと陰影を歴史の中に定位させる壮大な共同研究の成果。
目次
序章 「戦後日本」を今、問う意味
第1部 「戦後」という時期をめぐる理論・俯瞰(「戦後」の諸相;戦後東アジアの経済発展と日本―「東アジアの軌跡」論を超えて ほか)
第2部 戦争の延長としての「戦後」―組織と境界(日独占領政策の「連関」―W・ドレイパーの軌跡;戦後改革と日本官僚制の近代化 ほか)
第3部 外交・貿易・安全保障における「戦後」―日本の対外関係(帝国の遺児たちの戦後―引揚者団体における政治運動の特異性;憲法・戦後・脱植民地化 ほか)
第4部 「戦後」の統治制度と原理・運用・利益―憲政とデモクラシー(「戦後日本」における選挙制度の選択―決定的分岐点としての第二二回総選挙;「戦後」前期の女性国会議員 ほか)
第5部 社会・家族・環境から見た「戦後」―暮らしの設計と経済(「戦後」主婦の自画像―役割への自負と葛藤;戦後財政史における一九七〇年代―「平等」で小さな政府への転回 ほか)
著者等紹介
松浦正孝[マツウラマサタカ]
1962年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。博士(法学)。東京大学法学部附属近代日本法政史料センター、北海道大学大学院法学研究科、北海道大学公共政策学連携研究部などを経て、立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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