出版社内容情報
家庭や地域の子育てを取り巻く現状が大きく変わり、支援にかかわる保育士に多様な知識、技術が求められている。本書では、子育て環境の現状から子ども家庭支援の意義、保育士の役割、多様な支援の展開などをわかりやすく解説する。また、貧困、虐待などの困難な事例をとりあげ、さまざまな状況に対応できる支援の実際を学ぶ。保育士養成課程科目「子ども家庭支援論」に準拠し、図表や側注などを配した14章構成で講義に使いやすい。
目次
第1章 子ども家庭支援の意義と必要性
第2章 子ども家庭支援の目的と機能
第3章 保育の専門性を活かした子ども家庭支援とその意義
第4章 子どもの育ちの喜びの共有
第5章 保護者および地域が有する子育てを自ら実践する力の向上に資する支援
第6章 保育士に求められる基本的態度
第7章 家庭の状況に応じた支援
第8章 地域の資源の活用と自治体・関係機関との連携・協働
第9章 子育て家庭の福祉の向上を図るための社会資源
第10章 子ども家庭支援に関する政策
第11章 子ども家庭支援の内容と対象
第12章 保育所等を利用する子どもの家庭への支援
第13章 地域の子育て家庭への支援
第14章 要保護児童等及びその家庭に対する支援
著者等紹介
渡邊暁[ワタナベサトシ]
現在、近畿大学九州短期大学保育科准教授
橋本翼[ハシモトツバサ]
現在、近畿大学九州短期大学保育科准教授、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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