出版社内容情報
スマホの普及に伴い、ネットゲームにはまり生活が破綻してしまう子どもや若者が急増しています。WHOで精神疾患に認定された「ゲーム依存(ゲーム障害)」にどう対応すればよいか、依存治療の第一人者がイラストや資料とともにやさしく解説します。なぜゲームにはまるのか、脳にどんなダメージをもたらすのか、また発達障害と依存は関係するのかなどのテーマを取り上げ、治療法と家族支援についてふれた、ゲーム依存を理解し克服するための入門書。
内容説明
若者を救うためにいかに治療するか。ゲーム依存治療の第一人者による処方箋。
目次
はじめに なぜゲーム依存は病気とされたのか
第1章 なぜネットゲームにはまってしまうのか
第2章 ゲーム依存の脳で何が起こっているか
第3章 ゲーム依存と精神疾患はどう関係するのか
第4章 ゲーム依存患者の現実とどう向き合うか
第5章 ゲーム依存はどのように治療するか
おわりに 依存の克服へ向けて
資料 「ゲーム・ネット依存」治療施設
著者等紹介
樋口進[ヒグチススム]
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター名誉院長。WHO物質使用・嗜癖行動研究研修協力センター長。慶應義塾大学客員教授。藤田医科大学客員教授。1979年東北大学医学部卒。米国立保健研究所留学、久里浜医療センター副院長、同センター院長などを経て現在に至る。WHO専門家諮問委員、内閣官房ギャンブル等依存症対策推進関係者会議会長など多数の委員を務めるほか、学会では、国際アルコール医学生物学会(ISBRA)前理事長、国際行動嗜癖研究学会理事、アジア太平洋アルコール・嗜癖研究学会理事・事務局長、日本アルコール関連問題学会前理事長などを歴任。2011年7月に日本で最初にネット依存専門診療を始める。ゲーム行動症の疾病化に関して、当初からWHOに全面的に協力し、2022年3月に久里浜医療センターを退職後も同センターでネット・ゲーム依存の診療や研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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