出版社内容情報
石田梅岩(1685年から1744年)思想家、儒学者。
京都亀岡の百姓として生まれ、商家にて奉公しながら独学で諸学に親しんだ。長じてからは小栗了雲に師事して思索を深め、職を辞し、儒者として身分や性別を問わず広く門戸を開いた。人の「性」を知り、物事の在るべき姿、なすべき義に添った生き方を説き、のち石門心学と呼ばれる独自の思想を打ち立てた。今なお人々の心を動かし続ける市井の思想家の生涯を描く。
内容説明
石田梅岩(一六八五~一七四四)思想家、儒学者。京都亀岡の百姓として生まれ、商家にて奉公しながら独学で諸学に親しんだ。長じてからは小栗了雲に師事して思索を深め、職を辞し、儒者として身分や性別を問わず広く門戸を開いた。人の「性」を知り、物事の在るべき姿、なすべき義に添った生き方を説き、のち石門心学と呼ばれる独自の思想を打ち立てた。今なお人々の心を動かし続ける市井の思想家の生涯を描く。
目次
序章 石田梅岩をめぐる現在
第1章 生い立ちと奉公の日々
第2章 独学の日々
第3章 発明
第4章 開講
第5章 自炊
第6章 弟子たちの発明
第7章 出版
第8章 弟子たちとの研鑽
第9章 倹約
終章 没後
著者等紹介
高野秀晴[タカノヒデハル]
1977年広島県で生まれ、大阪府で育つ。京都大学教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。現在、仁愛大学人間生活学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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色は匂へど散りぬるを
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本書は、石田梅岩の生涯と思想を丁寧に辿り、「発明」と呼ばれる悟りの境地に至る哲学の本質を明らかにしています。梅岩は、自他の区別を離れ、自我の囚われから解放されることで初めて学問が可能になると問いています。そのために、自分や弟子には、他事に心を奪われず、朝から晩まで心に集中し、全ての音や声に対して、「これを聞くものは何者なのか」と問い続けることを徹底しました。情報過多な現代社会では、じっくりと考える機会を作りにくいものですが、心を失わぬようなるべくいつでも自分の心に問い続けるようにしようと思いました。2024/02/12
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