ナチ・ハンター 正義・真実・記憶―生涯にわたる闘いの記録

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ナチ・ハンター 正義・真実・記憶―生涯にわたる闘いの記録

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  • サイズ A5判/ページ数 624p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623096084
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C3022

出版社内容情報

膨大な証拠の収集、元ナチス将校の裁判、歴史を隠蔽しようとする各国首脳との闘いなど、第二次世界大戦後、裁かれることなく一般市民として生活していたナチスの戦犯たちを追い詰めたナチ・ハンター、クラルスフェルト夫妻の生涯をかけた活動の記録が自身の回想によりよみがえる。本書は、Beate et Serge Klarsfeld, Memoires, Paris:Fayard/Flammarion, 2015の全訳。


【目次】

プロローグ 自由に与する者(アルノ・クラルスフェルト) 

ベアテ
   ドイツでの幼少期
   地下鉄のプラットフォームでの出会い
セルジュ
   ゲシュタポに追われて
   アルノ、私の父
   ライサとその子供たち
   再びパリへ
   ベアテという名のドイツ人女性
   1965年、アウシュヴィッツ=ビルケナウで――決定的な衝撃   
ベアテ
   タイピスト兼活動家
   OFAJ(仏独青少年協会)から解任されて
   キージンガーのナチ・ファイル
   発見に次ぐ発見
   再統一されたドイツ人女性
   平手打ち
   キージンガー、キャンペーン日誌(1968年11月7日~1969年10月)
   いや、アッヘンバッハを欧州委員会には行かせない
セルジュ ベアテの傍らで
ベアテ
   反ユダヤ主義との闘い
   ワルシャワとプラハで
   チェコスロヴァキアへ向けて、いざ出発   
セルジュ
   フランスにおけるナチ戦犯の処罰逃れに抗して
ベアテ
   罠にはまったリシュカ 
セルジュ
   クルト・リシュカ関連書類
   ヘルベルト・ハーゲン 関連書類
   リシュカ作戦
ベアテ 
   リシュカとハーゲンまたはベアテとセルジュどちらを裁くべきか?
   イスラエル
   引き継がれる行動
   闘いの代償
   典型的ナチ犯罪人――クラウス・バルビー
   ミュンヘンでの示威運動
   バルビーまたの名はアルトマン
   ラパスへ、「リヨンの虐殺者」の正体を暴く
   爆弾事件
セルジュ
   空包射撃か実弾射撃か
   バルビーの誘拐未遂
ベアテ
   ダッハウで逮捕され、ケルンで裁判
   ダマスカスでの活動 
セルジュ
   争えぬ証拠を求めて
ベアテ
   アルゼンチンとウルグアイの独裁政治に抗して
セルジュ
   衝撃的文書
   ブスケとルゲに対する攻勢
   テヘランのユダヤ人救助
   ケルン裁判
   裁きと記憶の努力
   バルビーを力ずくでリヨンに帰還させる
   パポン事件勃発
   ホロコースト否定論に抗して
   アロイス・ブルンナーを追跡する
ベアテ
   ヴァルター・ラウフ――処罰逃れを糾弾
   チリ・サンチャゴへ
   ヨーゼフ・メンゲレを追跡する
   クルト・ワルトハイム事件(1986~1987)
   ベイルート、イスラム教地区へ
セルジュ
   狼の口の中へ
   予期せぬ展開――ルゲ、ブスケ、パポン事件
ベアテ
   対ブルンナー――ニューヨークから東

内容説明

いまこそ、我々は記憶にとどめておかなければならない。膨大な証拠の収集、元ナチス将校の裁判、歴史を隠蔽しようとする各国首脳との闘いなど、第二次世界大戦後、裁かれることなく一般市民として生活していたナチスの戦犯たちを追い詰めたナチ・ハンター、クラルスフェルト夫妻の生涯をかけた活動の記録が自身の回想によりよみがえる

目次

プロローグ 自由に与する者(アルノ・クラルスフェルト)
BEATE ベアテ
SERGE セルジュ
エピローグ

著者等紹介

クラルスフェルト,ベアテ[クラルスフェルト,ベアテ] [Klarsfeld,Beate]
プロテスタントの両親のもと、1939年ベルリンに生まれる。セルジュとの出会いを契機にドイツにおけるナチ戦犯の問題に目覚めナチの戦犯追及者として活動。第3代首相で元ナチ官僚であったキージンガーへの平手打ち事件は有名

クラルスフェルト,セルジュ[クラルスフェルト,セルジュ] [Klarsfeld,Serge]
ルーマニア系ユダヤ人の父とロシア系ユダヤ人の母のもと、1935年ブカレストに生まれ、フランスで育つ。パリ大学、パリ政治学院卒業。歴史家、弁護士、「フランス被追放ユダヤ人子息子女」協会会長。第二次世界大戦中のユダヤ人をテーマにした研究や著書多数

松岡智子[マツオカトモコ]
1960年、東京都生まれ。1983年東京大学文学部美術史学科卒業後、パリのルーブル学院留学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(美術史専攻)修了。2004年博士号(文学)取得。現在、倉敷芸術科学大学教授

野田四郎[ノダシロウ]
1950年、長野県生まれ。上智大学大学院外国語学研究科修士課程(国際関係論専攻)修了。国際学修士。モントリオール大学大学院歴史学研究科博士課程修了。歴史学Ph.D.(1989年)。京都ノートルダム女子大学名誉教授。専攻は地域研究、フランス、EUおよびフランス語圏(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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