出版社内容情報
【目次】
プロローグ 自由に与する者(アルノ・クラルスフェルト)
ベアテ
ドイツでの幼少期
地下鉄のプラットフォームでの出会い
セルジュ
ゲシュタポに追われて
アルノ、私の父
ライサとその子供たち
再びパリへ
ベアテという名のドイツ人女性
1965年、アウシュヴィッツ=ビルケナウで――決定的な衝撃
ベアテ
タイピスト兼活動家
OFAJ(仏独青少年協会)から解任されて
キージンガーのナチ・ファイル
発見に次ぐ発見
再統一されたドイツ人女性
平手打ち
キージンガー、キャンペーン日誌(1968年11月7日~1969年10月)
いや、アッヘンバッハを欧州委員会には行かせない
セルジュ ベアテの傍らで
ベアテ
反ユダヤ主義との闘い
ワルシャワとプラハで
チェコスロヴァキアへ向けて、いざ出発
セルジュ
フランスにおけるナチ戦犯の処罰逃れに抗して
ベアテ
罠にはまったリシュカ
セルジュ
クルト・リシュカ関連書類
ヘルベルト・ハーゲン 関連書類
リシュカ作戦
ベアテ
リシュカとハーゲンまたはベアテとセルジュどちらを裁くべきか?
イスラエル
引き継がれる行動
闘いの代償
典型的ナチ犯罪人――クラウス・バルビー
ミュンヘンでの示威運動
バルビーまたの名はアルトマン
ラパスへ、「リヨンの虐殺者」の正体を暴く
爆弾事件
セルジュ
空包射撃か実弾射撃か
バルビーの誘拐未遂
ベアテ
ダッハウで逮捕され、ケルンで裁判
ダマスカスでの活動
セルジュ
争えぬ証拠を求めて
ベアテ
アルゼンチンとウルグアイの独裁政治に抗して
セルジュ
衝撃的文書
ブスケとルゲに対する攻勢
テヘランのユダヤ人救助
ケルン裁判
裁きと記憶の努力
バルビーを力ずくでリヨンに帰還させる
パポン事件勃発
ホロコースト否定論に抗して
アロイス・ブルンナーを追跡する
ベアテ
ヴァルター・ラウフ――処罰逃れを糾弾
チリ・サンチャゴへ
ヨーゼフ・メンゲレを追跡する
クルト・ワルトハイム事件(1986~1987)
ベイルート、イスラム教地区へ
セルジュ
狼の口の中へ
予期せぬ展開――ルゲ、ブスケ、パポン事件
ベアテ
対ブルンナー――ニューヨークから東