天野為之―日本で最初の経済学者

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623096039
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

彼を知らずして日本の「経済学」は語れない

「貿易は世界を変え、発明は物質的進歩をもたらす」と確信した天野為之は、自由放任(レッセフェール)を唱えて民間人の実業に期待をよせ、人材育成のために普通教育や経済・商業教育が重要であると世に訴えた。彼はJ.S.ミルを土台にマクロ経済論や貿易論を展開し、貿易金融や貯蓄・投資を仲介する銀行や取引所の役割と現状を分析して、日本に経済学を確立した。また、経済雑誌の刊行に熱心に取り組み、幣制改革、増税や監査の問題を的確に論じ、工場法の制定を促すなど、先駆的な言論活動を社説等で繰り広げ、経済ジャーナリズムの信頼と権威を高めた。

内容説明

「貿易は世界を変え、発明は物質的進歩をもたらす」と確信した天野為之は、自由放任(レッセフェール)を唱えて民間人の実業に期待をよせ、人材育成のために普通教育や経済・商業教育が重要であると世に訴えた。彼はJ・S・ミルを土台にマクロ経済論や貿易論を展開し、貿易金融や貯蓄・投資を仲介する銀行や取引所の役割と現状を分析して、日本に経済学を確立した。また、経済雑誌の刊行に熱心に取り組み、幣制改革、増税や監査の問題を的確に論じ、工場法の制定を促すなど、先駆的な言論活動を社説等で繰り広げ、経済ジャーナリズムの信頼と権威を高めた。

目次

第1章 天野為之と唐津
第2章 英語での経済学
第3章 日本の伝統への視線
第4章 天野為之の経済原論
第5章 政府の商業政策(商政標準)
第6章 『東洋経済新報』と経済策論
第7章 金融政策論と人材育成
第8章 天野為之の復権

著者等紹介

池尾愛子[イケオアイコ]
1956年大阪生まれ。現在、早稲田大学商学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。2020年度特別研究期間(テーマ「東アジアの経済科学と政策形成についての歴史的研究」)および、2021~23年度科学研究費助成事業基盤研究費(「日本の経済思想史の連続性とグローバル・ヒストリー」)の研究成果の一部とのことです。伝記かと思ったら、学術書でした。日本の経済学者は『都留重人』さんが第一に思い浮かぶ。最近経済学者って余り聞かないなぁ。2024/02/05

Go Extreme

1
天野為之と唐津:漢方医の子息 長崎監務と天野の徴兵論 第一回衆議院議員 英語での経済学:フェノロサ ミル『経済学原理』 東京専門学校創設 伝統への視線:農商務省 福澤諭吉 経済古典・二宮尊徳 経済原論:経済原論・1886 経済学綱要・1902  高橋是清と石橋湛山 政府の商業政策:自由放任と教育 専売特許・著作権制度 各種保護政策と標準化 東洋経済新報と経済策論:経済雑誌創刊 租税論議 外交と貿易 金融政策論と人材育成:貨幣制度と公債 近代的銀行業と信用組合 取引所改革 経済教育と実業教育 天野為之の復権2024/02/21

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