出版社内容情報
ブルーノ・タウト(1880年から1938年)ドイツの建築家。
故国で都市計画や集合住宅、博覧会建築を手がけ、世界的注目を集めるがナチズムの台頭により亡命、1933年に来日し、独自の日本文化論を展開した。激動する時代に翻弄されたその生涯を数々の作品とともに辿る。
内容説明
ナチから逃れ、日本・ソ連・トルコへ…モダニズム建築の名手、その激動の生涯。
目次
第1章 修業時代
第2章 第一次世界大戦まで
第3章 マクデブルク
第4章 モダニズム建築家としてのタウト
第5章 モスクワ
第6章 日本社会との出合い
第7章 仙台・大倉陶園
第8章 高崎での生活
第9章 日本との別れ
第10章 トルコ
終章 日本文化の中のタウト
著者等紹介
北村昌史[キタムラマサフミ]
1962年生まれ。現在、大阪公立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
1
ふむ2024/10/27
Go Extreme
1
モダニズム建築 建築家としての遍歴修業 ファルケンベルク ジードルング、レフォルム タウトの特徴・色遣いの多彩さ 表現主義 四冊からなるユ—トピア著作群 馬蹄形ジードルン 文化的ボルシェビキスト ヨーロッパにおけるジャポニズム 桂離宮・泣きたくなるほど美しい印象 すべては変化の中にのみあり、平穏は慎み深さの中にある 「いかもの」日光東照宮 語ることのできない建築の下劣さ 輸出趣味 日本の工芸←感覚があいまいな思想・不安定な状態 芸術的なもの・技術に裹付けられている 建築とはプロポーションの芸術 タウト批判2023/10/19
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