ミネルヴァ日本評伝選<br> 吉田満―身捨つる程の祖国はありや

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ミネルヴァ日本評伝選
吉田満―身捨つる程の祖国はありや

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623095797
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0321

出版社内容情報

吉田 満(1923年から1979年)作家、日本銀行職員。
新中間層の裕福な家庭に生まれ、東京帝国大学に入学。学徒出陣により戦艦大和の乗組員として沖縄水上特攻に参加し、生還。戦後GHQの厳しい検閲のなかでの『戦艦大和ノ最期』をはじめ、多数の論稿を執筆した。戦時に青年期を過ごした「戦中派」「散華の世代」として、戦争と平和、人間の生き方への思索を続けた人生を追う。

内容説明

『戦艦大和ノ最期』著者の生涯。「生き残り」の悔悛と闘いとは。

目次

第1章 少年時代と東京府立第四中学校
第2章 東京高等学校での青春と学徒出陣
第3章 戦艦大和と沖縄水上特攻
第4章 戦艦大和の戦闘と生還
第5章 『戦艦大和ノ最期』の執筆と検閲
第6章 キリスト教と戦争責任・平和
第7章 戦没学徒の遺書と東北・信仰
第8章 「日本人としてのアイデンティティー」と後世へ託す願い
終章 「私の立場の核心」と「鎮魂歌」

著者等紹介

貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年茨城県生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。現在武蔵野大学教授。放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Crystal.B

1
この方のご一族とご縁があり、手に取った一冊。戦艦大和の最期は既読でしたが、生還後にまた特攻を志願していたのは初めて知りました。時代だったとはいえ、凄まじいです。サブタイトルは寺山修司の歌。戦後はこの思いを抱いて生きたのかな?かなり重たかっただろうと思います。今もウクライナやガザでは近いことが起こっているので国家とは?祖国とは?と思わずにはいられません。2024/03/15

鈴木貴博

0
吉田満の評伝。吉田は学徒出陣により海軍に入り、少尉に任官され、副電測士として戦艦大和への乗組を命ぜられる。天一号作戦に参加し、坊ノ岬沖海戦から生還。戦後、「戦艦大和ノ最期」を執筆。日銀に勤めながら文筆活動を行った。本書は大和乗組までの吉田の来し方なども踏まえ、戦後に吉田が「戦中派」として抱いた問題意識、文筆活動を通じて伝えたかったことなどの考察が詳しい。吉田氏の生涯を通じて、改めて自らとも照らし合わせ現在までに至るこの時代を見つめ直す。2024/02/12

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