出版社内容情報
彼女たちはいったいどのような理由で夜の世界で働くことを選んだのか。何を考え、どのような気持ちで働いていたのか。そのような問いに立ち、女給たちの眼を通して夜の銀座を見つめたい。そこには何が見えるのだろうか。
内容説明
彼女たちはいったいどのような理由で夜の世界で働くことを選んだのか。何を考え、どのような気持ちで働いていたのか。そのような問いに立ち、女給たちの眼を通して夜の銀座を見つめたい。そこには何が見えるのだろうか。
目次
まえがき 夜の銀座を「女給」の視点で考える
第1章 文明開化とともに西洋飲食店現る
第2章 カフェーの登場と女性給仕たち
第3章 関東大震災からの復興とカフェーの乱立
第4章 震災後の女給たちの生活実態
第5章 カフェーの多様化と社会問題化
第6章 「女給ブーム」による銀座女給の記号化
第7章 戦後の銀座と女性たち
あとがきにかえて 女給たちが教えてくれたこと
著者等紹介
小関孝子[オゼキタカコ]
2013年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科比較組織ネットワーク学専攻博士課程修了。博士(社会デザイン学)。現在、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。