出版社内容情報
専門学校や短大だけでなく、四年制大学も淘汰の時代を迎え、対話型・双方向型の授業など、真に良い教育を提供できる大学が求められるようになった。そこで本書では、21世紀を支える新しい大学は、思考力や創造力、問題発見・解決能力を身に付けた、優秀な人材を育成する必要があるとし、大学・大学院教育のあるべき姿をはじめ、学生の力を伸ばすための効果的な教育方法や公務員試験対策に取り組む東京福祉大学の姿を紹介する。
内容説明
『日本人が再び豊かになるための参考本』文部科学省が推奨中のアクティブラーニングの礎の教育学説!大学・大学院編。
目次
第1章 二十一世紀に望まれる大学教育とは
第2章 アメリカの教育者の考え
第3章 日本人の知らないアメリカの教育の特色
第4章 アメリカ人にとって「博士」とは何か
第5章 学生の力を伸ばすために
第6章 英語的思考法―基準はひとつではない
第7章 日本の教育現場には意識の変革が必要
第8章 日本の大学院の実態
第9章 日本の大学院の現状と改革への提言
第10章 教育の成果―東京福祉大学大学院修士課程における実践
終章 私の学校経営歴―東京福祉大学・大学院を創るまで
著者等紹介
中島恒雄[ナカジマツネオ]
教育学博士。1947年6月26日愛知県名古屋市中区茶屋町(現丸の内)に生まれる。清和天皇の流れを汲む小笠原源氏の末裔。御朱印船貿易家茶屋四郎次郎清延の第17代直孫。1974年学習院大学法学部法学科卒業、法学士。1996~98年フォーダム大学社会福祉学大学院特別高等客員教授(Distinguished Visiting Professor,Graduate School of Social Service,Fordham University)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。