薬害とはなにか―新しい薬害の社会学

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薬害とはなにか―新しい薬害の社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623095292
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

薬害の教科書ともいうべき本書を読むことで、薬害という言葉の持つ多様な広がりに多くの人が気づくだろう。[養老孟司氏]
医療の故に思いがけず患者になった犠牲者が、医療の未来を導く立場に立った稀有の事績。[村上陽一郎氏]


薬害とは、医薬品による単なる健康被害を越えて、生活や人生を壊される経験、誰にでも起こりうる理不尽としか言いようのない社会的経験である。本書は、薬害をめぐる加害と被害の経験およびそれによって社会でなされたこと/なされなかったことを体系的に明らかにする。

内容説明

薬害とは、医薬品による単なる健康被害を越えて、生活や人生を壊される経験、誰にでも起こりうる理不尽としか言いようのない社会的経験である。本書は、薬害をめぐる加害と被害の経験およびそれによって社会でなされたこと/なされなかったことを体系的に明らかにする。

目次

第1部 基礎篇(薬害の定義と薬害概念;薬害問題の構築プロセス;薬害被害と再発防止策;医療の不確実性と薬害)
第2部 各論篇(サリドマイド薬害―被害は障害者に対する排除と差別から始まっている;薬害スモン―「病んでいる社会」の発見;薬害エイズ(1)―未知の病いの当事者となること
薬害エイズ(2)―薬害と医師の経験
薬害肝炎―感染と被害とは必ずしも同義ではない)
第3部 応用篇(薬害根絶への思いと薬害教育;薬害エイズ事件のメディア表象の分析;制度化からみる薬害と食品公害)

著者等紹介

本郷正武[ホンゴウマサタケ]
1973年栃木県生まれ。現在、桃山学院大学社会学部准教授

佐藤哲彦[サトウアキヒコ]
1966年東京都生まれ。現在、関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜長月🌙@読書会10周年

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サリドマイド事件に始まる「薬害」を社会学的に検証した書籍です。近年では薬害エイズや薬害イレッサが記憶に新しいところです。薬害は大規模な副作用被害とは大きく異なります。海外では対応する語句が無いこともわかりました(おそらく被害者もしくは患者グループが製薬会社を訴えることで完結するため)。社会的構造から生まれることから「公害」に似た側面もあります。被害者からの視点も医師、行政側からの視点も漏れなく含まれていて「薬害」への認識が大きく変換されました。2025/04/06

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