出版社内容情報
水戸藩第二代藩主・徳川光圀が始めた『大日本史』編纂は、江戸時代を通じて事業が続けられ、水戸藩に独自の学問を興した。その学問は「尊王攘夷」という言葉を生み出し、倒幕運動の思想的背景となり、明治以後にまで影響を及ぼしている。本書では、教養としての水戸学を、地元目線で概説。『大日本史』編纂のはじまりから幕末の天狗党の乱や戊辰戦争まで、儒教の歴史思想と水戸学の形成過程を分かりやすく解説する。
内容説明
水戸藩第二代藩主・徳川光圀が始めた『大日本史』編纂は、江戸時代を通じて事業が続けられ、水戸藩に独学の学問を興した。その学問は「尊王攘夷」という言葉を生み出し、倒幕運動の思想的背景となり、明治以後にまで影響を及ぼしている。本書では、教養としての水戸学を、地元目線で概説。『大日本史』編纂のはじまりから幕末の天狗党の乱や戊辰戦争まで、儒教の歴史思想と水戸学の形成過程を分かりやすく解説する。
目次
序章 水戸市内に残る水戸学の跡
第1部 水戸学のはじめのはじめ―儒教の歴史と水戸藩の成立
第2部 水戸学のはじまり―水戸藩第二代藩主徳川光圀
第3部 さまざまな歴史のみかた
第4部 「我が東照宮、撥乱反正、尊王攘夷」
第5部 江戸時代の学問と新たな学風の構築
第6部 後期水戸学の中心地・弘道館
終章 幕末志士への水戸学の影響と水戸藩の内部抗争
著者等紹介
松〓哲之[マツザキテツユキ]
1971年生まれ。2003年同大学大学院博士課程哲学・思想研究科哲学専攻単位取得退学。現在常磐大学人間科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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